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2017年9月18日、
大好きだった蛇ちゃんがお空へ旅立ちました。
実はわんちゃんだけではなく爬虫類もとても好きで、長い間蛇ちゃんを
お迎えしたいと思っており、
何店舗もお店をまわりました。
そして6月に、ようやく「この子だ!」と思える子に出会いお迎えをしたばかりでした。
8月の下旬、その日は夏まっさかりでとても暑い日でした。
ふとテイを見ると、苦しそうに上を向き、口から泡が・・・
これはただごとではないと思い、すぐに病院に行きました。
その後1週間入院をし、無事に退院をしました。
お医者さんからは
「徐々に良くなってきています」
と言われ少しホッとしたことを覚えています。
ただ、その言葉とは裏腹にテイの体調は思わしくないまま、
時が過ぎていきました。
テイが体調を崩してから、
朝起きたときには必ず様子をチェックしており、
留守の際でもチェックできるよう、カメラを設置していました。
それはもう本当に、
毎日心配でした。
18日もいつもと同じように朝起きて様子を見に行ったら、
もうすでにテイの体は冷たく、固まっていました。
口は赤く腫れ、呼吸ができずに窒息していたようでした。
「ついにこの時がきてしまった」という絶望と
助けてあげられなかったという思いでいっぱいになりました。
テイをタオルに包み、抱きかかえました。
そのまましばらくは泣きじゃくっていました。
私はテイに何もしてあげられなかった、
私がもう少し早く異変に気付き、対処していれば、
もっともっと生きていれられたかもしれない。
ごめんね、ごめんね、私はダメな飼い主だと。
テイは感染症だったため、
埋葬すると自然界の微生物や環境に
よくない変化を与えてしまう可能性がありました。
そのため、埋葬ではなく火葬することを選びました。
火葬の日までは小さな箱にいれ、
お花をたむけ、テイのことを撫でていました。
テイを初めてみたとき。
お迎えしたとき。
ご飯をもりもり食べ、
少しずつ成長していたったとき。
本当に嬉しかったです。
3か月しか一緒にいられなかったけれど、大好きで大事な蛇ちゃんでした。
闘病の末、残念ながらお星さまになってしまったテイ。
私はあんなに辛そうなテイをみて、何もできなかった自分をひどく責めました。
そうして考えているうちにふと、思いました。
後悔し、自分を責め続けごめんね、ごめんねと思っていても、 あの子は決してそれを喜ばないと。
少なくとも、あの子はあの子なりに精一杯命の限り生きたんだと。
小さな体であの子が頑張ったことは紛れもない事実。
それを考えず、自分の悲しみの感情だけを考えてしまうことは、
きっと自分勝手なことなのかもしれない、と感じました。
テイは黒目が可愛く、キラキラとしていて、
出会ったときからその瞳が大好きでした。
お迎えするとき寿命はおおよそ15年と説明をうけ、
これから長い間一緒に過ごせるんだ、
と楽しみにしてた矢先のことでしたが、
きっとこれも何かの運命だったのだと思います。
そして、今回のような経験を通じ、
少しでも同じような思いをされている方の力になりたい、
とさらに強く思うようになりました。
テイに対して未熟な飼い主でごめんねという思い。
それでも幸せな時間をくれたことに感謝の思い。
まだまだ立ち直れない私がいますが、
私は何歳になっても、テイを大好きなまま。
忘れることも決してない。
お空で元気に過ごしていることを祈り、
あなたの幸せを願い、毎日を過ごしているよ。
テイ、昨年亡くなった愛犬 やまくんと一緒にお空で元気に暮らしてね。
9/18
テイがいなくなってから、1年が経ちました。
この子は生後わずか数ヶ月、お迎えして3ヶ月でその短い生涯を終えました。
思えば本当に悔しくて、悲しくてたまらない日々でした。後悔を何度もし、あの子にまだしてあげられることがあったのでは、私の力不足のせいで亡くなってしまったのではないか。
そんなことを考える事が多かったように思います。
しかし、3ヶ月という短い日々でしたが、
私はこの子と出会えたことは必然であったと思います。
改めて命の大切さを感じましたし、
自分の周りの人や動物が元気で過ごしていることを当たり前ではなく、とても素晴らしいことなのだと教えてくれたからです。
私に大切なことを教えてくれたこと、
小さな体で頑張って生きぬいてくれたこと、
テイの最期を看取らせてくれてありがとう。
またいつか、テイに会えるように。