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2016年9月5日、
私の大事な大事な家族でもあり、
親友でもある愛犬、やまとがお空へ旅立ちました
あと1ヶ月半で18歳の誕生日でした。
もうおじいちゃんで、人間でいえば85歳ほど。
高齢なので、いつ旅立ってもおかしくないね、
なんて家族のみんなとで話していた矢先でした。
自力では歩くこともままならず、
最期を迎える半年前くらいから介護状態でした。
寝返りを自由にうつこともできず、
きっと体のあちこちが痛かったかと思います。
突然痛そうな悲鳴をあげることも多々ありました。
どうしてあげることもできず、
「痛いね、痛いね、大丈夫だよ、すぐに良くなるよ」と言って、
ただひたすら、体をさすってたこともありました。
ただ、そういったこともあって、
もう先は長くなのかもしれないと覚悟していた部分もありますので、
やまくん(本名はやまとですが、やまくんという愛称で呼んでいました)が旅立ったときは、
辛い気持ちももちろんありましたが、
「やっと痛みから解放されたね、今までお疲れさま」という思いも強く、ありました。
そして旅立ってから3日後、家族みんなで最後のお別れをし、
たくさんのお花と、最後のやまくんへのありがとうを込めた手紙を添えて火葬をしました。
骨壷は事前に用意をしていましたので、火葬後、すぐに納めることができました。
やまくんが亡くなった日は、本当にいろいろなことを考えました。
たくさん、たくさん後悔もしました。
「あの時、大好きな散歩コースをもっと自由に走らせてあげれば良かったかな」
「自由に歩くことができなかったとき、抱っこして少しでも安心させてあげたらよかったかな」
「苦しんでいたあのとき、もっと出来たことがあったかもしれないなぁ」
亡くなって間もなくはそんな気持ちがありましたが、
旅立ちから1ケ月経ったいま、不思議と後悔という感情はとっても薄れ、消えかかっています。
それはやまくんが旅立ったときの表情がとっても笑顔で、
安らかな表情をしていたからです。
思い出せば出すほど、そう考えるとやまくんは私や家族、近所のわんちゃんたちと出会い、過ごし、
幸せな時間を過ごせたと、きっと思ってくれているのではないかと感じるようになりました。
ごめんね、という思いよりも、
たくさんの幸せをくれたこと、喜びをくれたこと、
家族になってくれたこと、本当にありがとうという思いでいっぱいです。
お別れの時やまくんの手を握り「また会おうね」と約束しました。
もう1度だけ会いたいな、と思う日々ですが、
姿はみえなくても、ずっとずっと大事な家族です。
皆さまも、色々なお別れの形があるかと思います。
必ずしも納得のいくお別れではないかもしれません。
時には寂しい感情があふれ出してしまうこともあるかと思いますが、
虹の橋のたもとで、またきっと、再会できますように。
17年間本当にありがとう。
言葉では表せられないくらい、感謝の思いで溢れています。
家族になってくれてありがとう。
また、会おうね。
皆さま、お読みいただき、ありがとうございました。
今日はやまくんの三回忌でした。
やまくんが大好きだったごはんとおやつをお供えし、おりんを鳴らし家族で手を合わせました。
その日はやまくんが初めてうちに来た日の動画を家族で見ており、なんだか懐かしかったです。
きっとあの子はうちを選んで来てくれたんだなぁと動画を見ながらしみじみ思いました。
本当に幸せな17年間でした。
あの子がくれた大切な時間をこれからも胸に、笑顔で生きていこうと思います
※Attention※
この先、火葬後のお骨のお写真を載せています。
本来、公開するものではないと思いますが、
皆さまのご供養の参考になればと思い紹介させて頂きます。
お骨が苦手な方・抵抗のある方はご覧にならないようにお願いします。
写真を見る