ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ミニチュアダックスフンドちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記  ~junyuumama様の場合~

2020-08-21ペット 死別体験記

山口県にお住まいのjunyuumama様よりお寄せいただいた
ミニチュアダックスフンドちゃんとの死別体験記です。

ミニチュアダックスフンドのくんくんが我が家に来たのは16年前、息子が3才・娘はまだ10ヶ月の時でした。飼うはずだった知り合いが飼えなくなり、どうしてもと頼まれて我が家の3番目の子供になったのです。
共働きの我が家では、子供が小さな時はくんくんのことはほったらかしでした。それでも、くんくんはいつも家族を愛してくれました。
子供が小学校入学を機に実家の近くの一戸建てに引っ越したのですが、そこでマムシに噛まれ瀕死の重傷、10日近くの入院を経て一命を取り止めました。
それからはしばらく病院のお世話になることもなく、本当に元気に過ごしました。
子供が中学生になり、反抗期・思春期を迎え家の中では親子喧嘩や夫婦喧嘩が増えました。そんな時、くんくんは不安で寂しげな顔で、みんなの間に入るのです。
親の私達には言えない子供の愚痴や悩みも一手に引き受けてくれてました。そう、くんくんは子供達と一緒に育ち、いつの間にか追い越して私と一緒に子育てまでしてくれてたんです。
そんな日々でも、母親の私を一番に好きでいてくれて仕事から帰宅する17時過ぎには玄関の方を向き、毎日・毎日待っていてくれました。
いつしか子供たちも落ち着き、息子は家を離れ東京の学校に、高校生になった娘は部活に勉強にと忙しくなりました。
くんくんは16才の誕生日を迎えた頃から、家の中で家具にぶつかることが多くなりました。そう覚悟はしていたのですが、老化はどんどん進んでいたのです。
間もなく耳も遠くなり、呼び掛けても気づかないないほど…そして、一日中寝ていることが多く玄関で私を迎えてくれることもなくなりました。
それでも、食欲だけはあったので安心していました。
が、去年末から食事の時の咀嚼音が変わってきたんです。そう、口の筋肉も衰えるのですね。
足腰も弱ってきて、寝起きにはフローリングで滑ることも度々で、カーペットも購入しましたがそしたら粗相をすることも増えました。
段差のある玄関には手作りのスロープをつけました。
この頃から2週間に1度の病院通いが始まったんです。
そんな今年の3月、コロナウィルスの影響で休校になり帰省した息子は、急激に年老いたくんくんの姿を見てショックを受けてました。
白内障に角膜ジストロフィーその後は腸炎で血便…
歯周病もひどくなってました。
久しぶりに家族で過ごす日々、そろそろ覚悟しないといけないなと思いながら、それでもGWになればずっと側にいれるからなんでもしてあげようと考えてました。
4月23日、食事ができなくなり嘔吐を繰り返しました。病院に連れて行き点滴を受けました。数日前の血液検査では良かった腎臓が悪くなってきていると言われました。
次の日も点滴をしましたが、検査の結果は改善されず、このまま家に帰しても急変するかもと先生に言
われ、ありとあらゆる可能性を考え胆嚢を取る手術を決意しました。
もちろん、高齢なので麻酔に耐えられるかどうかもわかりませんでした。短い時間で家族会議をし、泣きながらどうするかを話し合いました。
手術をしたからといって改善が見られるとは限らないし、このまま家にいても苦しいかもしれない…これは本当に苦渋の決断でした。
先生は診察時間外の21時から1時間ほどの緊急手術をして、麻酔から目が覚めたら電話をくださり、すぐに会いに行きました。
辛そうでしたが、麻酔から目が覚めたことが嬉しく数時間後にはまた会えると帰宅したのです。なかなか寝付けず、感覚としては就寝してすぐでした、5時半頃、先生から電話があり「息をしていません」と…
すぐに駆けつけました。まだ温かいくんくん。最期を家で過ごせなくてごめんね、寂しかったねと涙が止まりませんでした。
悪くなってからあっという間で、手を煩わせることもなく本当に良い子でした。
家に帰ってきたくんくんを子供たちは抱っこして、元気だった時に走り回った庭を行ったり来たりしました。春の日差しは柔らかく、鳥のさえずりが響きました。
つぶらな瞳に茶色くて柔らかい毛、肉球は良い匂いがして、今でも家でくんくんの歩く音が聞こえてきそう。わずか5kgの小さな体で、本当に大きな存在でした。
一緒に行ったキャンプ・温泉旅行、そして何より家で過ごす何気ない日々が本当に幸せだった。くんくんが私達を家族にしてくれたし、くんくんがいるから豊かな生活だった。
最後は住み慣れたところで送ろうと、家で皆が見守る中で火葬をしてもらいました。くんくん、いつまでもこの家にいてね!と願いながら…
皮肉なことに、コロナウィルスのおかげで皆で過ごせたこの春に逝ってしまったくんくん。
幸せな16年7ヶ月だったらいいなぁと思わずにはいられません。私にとっては、子供であり親であり友達でもあり、本当に大好きなくんくん。一生忘れません。
大切な大切なくんくんの死を乗り越えたら私達家族はきっとひとまわり大きくなれるだろうと思っています。
ひょんな出逢いだったけど、うちに来てくれてありがとう。
いつも、いつも真っ直ぐな瞳で家族を待っててくれて、ありがとう。
そして、愛してくれてありがとう。

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