ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ダックスフンドちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記  ~A&N様の場合~

ペット 死別体験記

北海道にお住まいのA&N様よりお寄せいただいた
ダックスフンドちゃんとの死別体験記です。

2007年12月27日我が家に愛犬のくまちやんが我が家に来ました。
今年の5月から体調を崩し、ずっとお腹の調子が悪く、
食べる事が大好きだったくまちやんは日に日に体調を崩して、
食べる事も歩く事もできなくなりました。

大好きだったおやつも食べても吐いてしまい、
嘔吐と下痢を繰り返していました。
何度も病院へ足を運びましたが、
原因不明とのこと。

最後二軒目の病院へ行った時には
血液検査の結果、全てが悪くなってしまいました。
大好きなご飯も食べられなくなり、体重も4キロ落ちてしまい、
肉付きのいい身体はゴツゴツとして痩せてしまいました。
そんな姿を見ていてとてもとても辛くて
治してあげたいと毎日病院へ通いましたが…

2020.08.04、AM4時頃です。
ふと家族がトイレへ起きて様子を見たら
苦しい声を出して、もがいていたんです。
「起きて!くまちゃん死んじゃうかもしれない!どうしょう」
家族が急いで起こしに来た時、
私の中ではなんとなく覚悟していたことが
起きたんだと胸をよぎりました。
覚悟なんてしたくないんだけどね….。

大量のおしっこと、ウンチをしていて
口からよだれを垂らし、
お腹がパンパンに腫れていました。

急いで車で40分先の緊急病院へ急ぎました。
「くまちゃん!大丈夫だよ!すぐ治してあげるからね!」
涙が止まりませんでした。
ずっと病院に着くまで身体を撫でてあげました。

病院へ着き
診察結果、
胃に大量のガスが溜まってました。
胃拡張という病気だそうです。
最悪、胃は捻れてはいなく
回復の見込みはあるとの事でした。
ですがショック状況が続いており、
まだ安心は出来ませんでした。
緊急処置をしてもらい、
安定した時に対面させてもらいました。
その時は落ち着いた表情でこちらを見ていたんです。

これから点滴をするとの事で2時間かかると言われ
安心してコンビニへ行きました。
1時間後、電話がかかってきました。
病院からじゃありませんようにと。

病院からでした。

「くまちゃん心肺停止しました!
いま心肺蘇生しています!急いで戻ってきてください。」

え?なんで??
1時間前は安定して落ち着いた表情をしていたのに。

急いで病院へ戻りました。

病院へ着いたら
診察の台に乗せられていました。
心臓マッサージされ意識不明な姿のくま。

心臓は一度は動いてくれました。
そこから低血圧との事で輸血やたくさんの点滴や
口から詰まった物を取り出したり、
一生懸命頑張ってくれていました。
「くま!くま!起きて?○○だよ?なんで寝ているの?起きる時間だよ!」

何度も何度も呼びかけました。
意識はありませんでしたが、
尻尾が動いたんです。

意識はないけど
声は届いているんだと思います。

朝5時から11時まで
小さな身体で一生懸命頑張ってくれました。

11時50分頃、我が家の愛犬のくまが天国へ旅立ちました。
最後は安らかな顔をしていました。
たくさん頑張ってくれたね?
たくさん痛かったよね?
助けてあげられたくてごめんねごめん。 
涙が止まりませんでした。

くまの亡骸を綺麗にしてもらいました。
体調を崩して体力がなかったのでお風呂にも入れてあげられなかった。
綺麗でふわふわな姿で手元に戻ってくれました。
くまのいい匂い。

くまちゃんの匂いやふわふわな毛並みが大好きでした。
目も鼻も口も耳も手も足も全て大好きでした。

「くま、家に帰ろうね」
家が大好きだったので1日我が家に居させてあげました。
身体がダメにならないように氷などで身体を冷やし大好きだった特等席のソファーに寝かせてあげました。
いつもソファーが大好きでいつも家族とソファーで毛布に包まれて寝ていました。

暖かった身体も次第に冷たくなってしまい、
身体も硬くなってしまいました。
だけど顔は安らかな顔立ちでした。
寝ているかのように最後までとても可愛いかったです。

8月06日、
火葬場へ最後のお別れをしてきました。
最後は小さな小さな入れ物に入って戻ってきました。

くまちゃんはかけがえのない大切な存在で家族でした。
13歳と8ヶ月とまだまだ少しは長く生きられたかもしれない。

でもくまは頑張ったんだよね
くまたくさんの思い出と幸せな時間をありがとう。
何度感謝しても足りないくらい。

姿はないかもしれないけど
家族と心の中でずっとずっと一緒だから。
そしていつかまた会える。
生まれ変わってくれるのなら
またワンちゃんとしてでもいい、
私達の子供として人間に生まれ変わってくれてもいい。
いつでも待っているからね。

くま大好き、愛してる。
沢山たくさん「ありがとう」

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