ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

愛犬との死別体験記 ~M.Hさまの場合~

ペット 死別体験記

滋賀県にお住いのM.H様よりお寄せいただいた
わんちゃんとの死別体験記です。


▲シーズー りく君

2018年3月16日に体のシコリに気づいて病院へ連れて行ったら悪性リンパ腫と…

無治療だと余命1~3ヶ月、治療しても余命1~1年半と言われたけど、
辛いしんどい思いも、治療費用の事もあるけど、なんの迷う事なくその日から抗癌剤治療する事に。

ネットでも沢山調べて食事や漢方、何がいいか…。食欲なくなる、嘔吐、血尿…副作用はきつかったけど、りくは弱音一切はかずに頑張ってたし、でも、りくの場合は全く抗癌剤が効かず10キロあった体重も段々落ちて来て、5月には首のリンパに転移してからは早くて、ホンマにりくも私も辛い何とも言えない時間に。

亡くなる1週間前にはとうとう立てなくなって、それでも毎日病院行って点滴して…。今でも残ってる亡くなる日の朝の病院連れて行く時の、りくを抱っこした時の、ダラんと全部の力が抜けて肩に頭をチョコンと乗せて全体重を私に預けてきたあの時のりくの重み、体温、匂い…一生忘れられない。

私は仕事が夜なので、夕方に「りく、仕事行ってくるから待ってて」と頭を撫でて目も合わせて、呼吸も落ち着いていて…安心して家を出た20分後に「りくが死んだみたい」て母親から連絡が…。今から仕事だし帰れない、泣くに泣けない…病院へ連絡して兄に連絡して病院へ連れて行って貰い、兄も仕事中で忙しく、りくを病院へ預けて次の日に迎えに…て事だったけど、最後の私のわがままで、先生に「仕事終わったら迎えにいきたい」と…。深夜仕事終えてそのまま病院へりくを迎えにいったら綺麗にシャンプーして貰って棺の中に入っていました。

りくとの10年間色いろ思いだして、最後も3月に癌になってから治療したのにたったの2ヶ月半で死んでしまった…それだったら治療しない方が良かったやん…何とも言えない感情になって自分を責めて責めての日々になり、その中でも最後りくにお別れ来てくれる仲間が沢山いたり火葬も来てくれたりお世話になった病院やトリミングからもお花や手紙もいただいて、りくは皆んなから本当に愛されていたんだな…と思ったら、私が決断した治療も間違いではなかったのかな…と思ったら心が楽になりました。

まだ、りくが亡くなって2週間目ぐらいの時に、りくにソックリのシーズー男の子が…生まれ変わりか!て、ぐらいにソックリで。色んな意見がある中で、りくの気持ちを聞ける方がいたので聞く事ができて…。

「りく君の気持ちですが、生前沢山の愛を貰ってとても嬉しかったようです。ママと一緒に居た日々はりく君にとっても楽しく、勿論お散歩も好きでしたが、何よりもママと過ごす普段の日々が楽しかったようです。」
「早くに旅立ってしまうけれど、とても幸せだった」という声が伝わってきました。

亡くなった日の事は、りく君はママをお見送りしようと、一生懸命頑張ったようです。ママが仕事に行って、少し安心したのでしょうね。頑張っていた糸が切れたようです。 看取れなかった事は確かにとても悲しい事ですが、りく君としては、死ぬ姿を見せたくないという気持ちがあったので、あのタイミングが一番良かったのだと思います。

ママに声をかけられた安心感と幸せな気持ちに包まれて旅立っています。りく君の魂ですが、今もまだご自宅にいるようですね。時折ふらりと家の中を歩いてみて、ちょっと首をかしげて、ママの様子を見ている。もしかすると49日頃までは、りく君の存在を感じる事があるかもしれません。りく君に新しいワンちゃんを飼う事についても聞いてみました。

「僕の弟だね。飼ってもいいよ。ママは寂しがりやだから、僕が居なくても守ってくれる子が必要だよ。あいつら(猫ちゃんの事)は役に立たないし、ママを守る子をちゃんと側においてよ」と、言っていました。
ママのこれからを心配しているようでしたよ。
今回りく君を拝見して、とっても賢いワンちゃんだったのだと感じました
。新しい子を飼う事にも快諾していますし、何よりも今はママの事をとても優しい目で見守っています。罪悪感を抱えなくても大丈夫。ちゃんとママの気持ちは伝わっていますよ。

これが、りくの気持ちを聞いた鑑定だったのですが
りくらしいな…と、思わず笑ってしまいました
うちには19歳の猫も2匹いるのですが、役に立たないって(笑)

りくの気持ちを聞いて、りくに感謝しかありません
本当にりくは賢くて一番の世帯主でした
そして、優しい子だったです。

6月23日に、りくJr.を、弟を新しく家族に迎えました。
まだ、りくを亡くして3週間だけどりくの気持ちと一緒に、弟を育ててる感覚です。
最近はりくを感じる事が多く、音や匂いやいつも居た場所にいます。
仕事に行く時も、りくの写真と切った毛といつも一緒で、周りは、まだたったの数週間で次の子を飼うのは…て冷たい意見もありますが、私は逆にこれからも変わりなくりくと一緒に…て気持ちなので、気にせず前向きにと思っています。
りくに出会え、家族になった事感謝です。