ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペットの毛、持っていても問題ない?保管方法は?

ペットロスの癒し方,ペット供養の豆知識

亡くなったペットの毛を持っていたい

愛犬や愛猫、愛兎・・・
たしかに触れていたその「毛」は、手触りも香りも愛おしいもの。

しかしながら、火葬する前に切ってしまってもいいのか、
身体の一部がない状態にしたらかわいそうなのか、
心配に思う飼い主様もいらっしゃるかもしれませんね。

持っていても問題はないの?

結論から申し上げますと、ペットの毛を持っていることは問題ありません。
火葬してしまったら毛はなくなってしまいますから、
あの子の生きた証として取っておくと良いでしょう。

なるべくきれいな状態で火葬してあげたい、
と願う方もいらっしゃるかもしれません。
どちらを選ぶかは飼い主様次第ではありますが、
後で取っておけばよかった・・・と思っても、残るのはお骨だけです。
迷うくらいであれば、毛はしっかり取っておくことをおすすめします。

あの世や虹の橋のたもとでは、
みな元気な姿に戻って暮らしているといわれています。
私たちが笑顔でいられるきっかけになるなら、
毛を切って取っておいても、あの子は怒ったりしないように思います。

ペットの毛、どう保管する?

ここで問題になるのは、その毛をどう保管するかです。
動物の毛をそのまま置いておくとカビや虫の心配がありますので、
適切に保管することが大切です。

1.通気性の良い箱に入れる
おすすめは桐製の箱です。
昔から洋服タンスは桐製が良いと言われるくらい、
保管に適した木材です。


桐製の入れ物
桐製の骨壷

2.防虫剤を入れる
ジップロックなどに入れて保管する方も多いようです。
その場合には、市販の防虫剤を入れておくと安心です。

3.シリカゲルや珪藻土を入れる
カビの原因となる湿気を取り除くために、シリカゲルや珪藻土を入れて保管するのも有効です。

いずれにしても、できる限り清潔に保ち、湿気や虫に気を付けて保管しておくようにしましょう。

最終的にペットの毛はどうする?

保管しておいたペットの毛は、別のグッズにすることもできます。
たとえばストラップにして一緒にお出かけしたり、
お守りカプセルの中に入れたり、
アクセサリーの一部にすることもできます。

そのままの形で大切に愛でるのはもちろんのこと、
こうしたメモリアルグッズにするのも供養になるでしょう。

あの子を身近に感じることで、
あの子がくれた幸せな時間を思い出すきっかけになれば、
ペットロスも少しずつ癒されていくのではないでしょうか。