ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペットの遺骨にカビが生えた!?除湿剤は必要?

2023-02-17ペット供養の豆知識

ペットの火葬の後、そのお骨をご自宅に置かれて供養されている方も多いことでしょう。

そんな方にとって心配なのが「お骨のカビ」

インターネットやSNSで調べると「ペットの骨にカビが生える(生えた)」「骨壷がカビた」そんな記事がたくさん出てくることからも、心配されている方も多いのではないでしょうか。

「そんなに心配しなくて大丈夫です。」

ディアペットでも、お骨にカビが生えるのではと相談をお受けすることが多々あります。
そんな時、いつもこうお答えしています。

なぜなら、お骨は800度~1200度ほどの高い温度で焼かれていて、
たとえるなら炭と一緒。
カビの発生理由となる水分や有機物の心配がないからです。

それでもカビが生えた?

それでも時おり、「カビた!」という方がいらっしゃるのですが、
実際にお骨を見せていただくと、カビではありません。

少なくとも、ディアペットが過去15年の中で見せていただいたお骨では、本当にカビが生えていることは一度もありませんでした。

ほとんどの方が「お骨は白いもの」と思い込んでいて
久しぶりに蓋を開けてみたら青いところや赤いところがあり、
それをカビと勘違いしてしまうことが多いようです。

よほど高温多湿な環境であったり、極端に温度差があるような場所でなければ、
基本的には心配ないと言えるでしょう。

除湿剤は必要?

結論から申し上げると、除湿剤を入れる必要はありません。
むしろ、除湿剤を入れたまま放置し、湿気を吸って水気を帯びた除湿剤を入れっぱなしにすることにより、カビのリスクが高まることもあります。

たしかに大事な大事なわが子のお骨にカビが生えたらショックで居てもらっても居られないと思います。

どうしても心配であれば、真空パックするなど、空気にも触れないようにする等の対応が必要かと思いますが、果たしてお空の子も、ご自身も、本当に望んでいるのはそういうことなのでしょうか。

カビは自然のものなので、絶対に生えない、ということは申し上げることは出来ません。
大丈夫、とお伝えはしますが、お約束はできません。

カビの心配ばかりして気持ちよく供養が出来ないなら、
埋葬して土に還すのも一つの方法です。

それは寂しいと思うのであれば、カビにばかり気を取られることなく、
お部屋全体の換気をする等(お骨壷をマメに開閉することはゴミや菌の不着を招くことからもおすすめはしません)、気持ちよく供養ができる環境を作りましょう。

珪藻土のお守り

ディアペットでは、どうしてもお骨が心配、なにかしたいという方のために
ペット骨壷専用の珪藻土をご用意しております。
お守りとしてお入れいただくのも良いでしょう。

>>珪藻土はこちら>>