ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット火葬前によくあるお困りごと 「 ドライアイスってどこに売っているの? 」

ペット供養の豆知識,ペット葬儀・ペット火葬

全国的に梅雨入りを迎え、蒸し暑い日が続いていますね。
暑い日も、寒い日も、どんな日にも旅立ついのちがあります。

気温の高い時期には特に、ペット火葬を行うまでは出来るだけ生前と変らないお姿とご様子でいられるよう、なるべく早くお体を冷やすことが大切となります。
氷に保冷剤、ドライアイスなどお体を冷やす手段はいくつかありますが、その中でもドライアイスは「どこで売っているの?」とお問い合わせをいただくこともあるんです。

日常生活の中でなかなか購入する機会のないドライアイス。
では、どこで購入すればいいのでしょうか?

スーパーでは販売されているの?

一番多くの方がドライアイスを目にする機会があるのは、スーパーではないでしょうか。
ですが、ドライアイスは管理、保管が難しく、ほとんどのスーパーではドライアイス単体での販売は行っていないようです。
同様の理由でコンビニや量販店でも販売はされていないようでした。

ホームセンターでは販売されているの?

「なんでも揃うホームセンターならドライアイスも販売されているのでは?」と考える方もいらっしゃることでしょう。
しかしながら、ホームセンターでは保冷剤の販売を行っている店舗はあるものの、やはり管理、保管が難しいことから販売されていませんでした。
ちなみに、ディアペットも同様の理由によりドライアイスのご用意は出来ておりません。

では、どこで販売されているのか?

調べてみたところ、ドライアイスはいわゆる「氷屋」で販売されているようです。
稀にドライアイスを取り扱っていない氷屋もあるようなので確認が必要ですが、もしお近くに氷屋さんがあるようなら直接お店で購入することも出来るでしょう。

ドライアイスはどのくらい必要?

かなりの低温であるドライアイスも、だんだんと溶けて小さくなってしまいます。
では、ペットちゃんのお体をしっかりと冷やすためにはどのくらいのドライアイスが必要なのでしょうか。

猫・小型犬 3~5㎏
中型犬 5~8㎏
大型犬 7~10㎏

季節によって差はあると考えられますが、1日ごとに上記の量のドライアイスが必要となります。
ドライアイスを購入する際は、どのくらいのペットちゃんを何日間自宅に安置するのかを氷屋の方へ相談されると安心かと思います。

ネット通販でも購入可能

もしもお近くに氷屋さんがなければ、ネットでの購入が可能です。
「ドライアイス ネット販売」と検索すると販売店を見つけることが出来ます。
また、Amazonでも「ドライアイス」と検索してみたところ、様々な形状と量のドライアイスを見つけることが出来ました。
お求めの際は、そのお店が当日発送を行っているか、そして少しでもドライアイスが溶けずに届くようクール便で発送してくれるのかを確認してからネット購入すると安心ですね。

販売店によってはバイク便で当日配達してくれるところもありますので、
「ドライアイス バイク便 お住まいの地域」などのワードで検索し、販売店をお探しくださいませ。

ペット火葬業者では販売されていないの?

人の葬送の場合はドライアイスを取り扱っている葬儀業者が多くありますが、ペット火葬業者では取り扱ってはいないのでしょうか?
こちらも調べてみたところ、ペット火葬業者によっては販売されているようです。
全てのペット火葬業者が取り扱っているわけではないため絶対に購入できるとは言い切れませんが、近隣のペット火葬業者へ相談してみてもよいでしょう。

ドライアイス使用時に注意すること

お体に直接ドライアイスを当てない

直接ドライアイスを当ててしまうと、低温やけどのように皮膚の色が変わってしまう恐れがあります。
大切なお子さまのお体ですから、冷やす際も優しく、心地よく休ませてあげたいですよね。
ドライアイスを使用する際は、タオルなどにくるんでおなかや頭を中心にお体全身を冷やしてあげてください。

凍傷に注意

ドライアイスは、-78.5℃の低温のものです。
直接手で触れると凍傷をおこす恐れがあるので、取り扱う際は軍手などを準備してください。
特に濡れている手で触れるのはとても危険なので、必ず乾いた軍手をお使いくださいね。

酸欠に注意

また、ドライアイスは二酸化炭素を固形にしたものですから、溶けると液体にならず気体の二酸化炭素に戻ります。
気密性の高いおうちでは定期的に換気を行わないと酸欠の恐れがありますのでご注意ください。

筆者の経験談とまとめ

筆者はうちの子たちの旅立ちを経験していますが、その際にうちの子たちの体を冷やすために使用したのはいわゆる保冷剤でした。
保冷剤で体を冷やすとドライアイスと違い結露が体について濡れてしまうため、タオルやキッチンペーパーにくるんで使用していたのですが、保冷剤だと溶ける度に再度冷凍庫で冷やす必要がありました。
保冷剤を取り換えること自体には何の問題もないのですが、旅立ちの準備として棺やお布団を準備したり、副葬品としてお花を購入しにいったりと自宅を開けることもあるもの。
うちの子にずっとついていることが難しい場合は、ドライアイスで長時間体を冷やすことが出来るのはとても助かるなと今回調べてみてとても感じました。

ペット火葬までのお時間も、お子さまらしいお姿で家族の大切なお時間をお過ごしいただけるように…
少しでもこちらのブログがお役に立ちましたら幸いです。