ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペットロスにならないためにはどうしたらいいの?

2021-06-12ペットロスの癒し方

ペットと生活をしていると、どうしても訪れる最期の時・・・

大切だからこそ、大好きだからこそ、重く、辛いのが「ペットロス」。

今回は、どうしたらペットロスにならないのかを考えていきます。

 

どうしてペットロスになるの?

どうしたらペットロスにならないか、を考える前に、

「どうしてペットロスになるか」、その原因を考えてみましょう。

ペットロスの方のお話を伺っていると

✓生前の後悔
✓別れの後悔

がとても大きいことがわかります。

ペットが亡くなって、悲しい・辛い・涙が出るのは当たり前。それはとても自然なことです。
それを一層重く、苦しいことにしているのは「後悔」という感情だと思われます。

では、どうしたらペットロスにならないの?

ペットロスの原因として考えられる一つに「後悔」があると申しましたが、その後悔を少しでも減らすようにするのが有効でしょう。

そのためには、次の3つが大切です。

✓命には限りがあることを理解する
✓どういう最期を迎えるのが良いか、考えておく
✓弔い方を検討する

詳しくみていきましょう。

命には限りがあることを理解する

私も、ペットも、必ず死を迎える日が来ます。

当たり前のことではあるのですが、ついつい、かわいい我が子を前にすると、そのことをすっかり忘れてしまいます。
中には本気で「うちの子は死なないから」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

そのお気持ちは痛いくらいよくわかりますが、命には絶対に終わりがあります。
決して目を背けてはいけません。

まずはしっかりと、「うちの子もいつか死ぬのだ」ということを理解してください。

すると、たちまち「今、生きていること」「一緒に居てくれること」が尊いものだと思えませんか?

いま、この時間を大切に過ごし、「後悔」の種を減らすような暮らしをしていきましょう。

どういう最期を迎えるのが良いか、考えておく

死を理解することとも似ていますが、たとえば病気になった時、どこまで治療をするのか、最期まで闘うのか、安楽死はありなのか、なしなのか・・・。

これは、答えのない問いですし、いざそうなってみないとわからないこともあるでしょう。考えも変わるかもしれません。

それでも、いま元気なうちだからこそ考えておくことで「もっとこうしておけば」「あの時この治療を選べば(選んでいなければ)」という後悔が、少し減るかもしれません。

弔い方を検討する

ペットロスで苦しんでいる方の中には、「もっときちんと送り出せばよかった」「毛を残しておけばよかった」など、弔い方で後悔をしている方も多いもの。

いざ亡くなると焦ってしまい、良く調べもせずにネットで出てきた安そうなところに火葬をお願いしてしまったり、あとから立派な霊園があることを知って後悔したり・・・。

自宅近くにはどんな霊園やお寺さんがあるのか、移動火葬車はどうか、葬儀はあげるのか等々、弔いについてもしっかり調べておきましょう。

いま、人も「終活」をする時代です。ペットは自分では調べられませんから、飼い主であるわたしたちが、しっかりと考える必要があるでしょう。

最後に

残念ながら、絶対に「ペットロスにならない」という方法は「ペットを飼わない」ことしかないかもしれません。

でも、あの子が居てくれた人生と、いない人生、どちらが幸せだったかと問われれば、答えは明らかなのではないでしょうか。