ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

うさぎちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記  ~KM様の場合~

ペット 死別体験記

神奈川県にお住まいのKM様よりお寄せいただいた
うさぎちゃんとのお別れ体験記です。

つい先日、2羽の愛兎を見送りました。

とある里親募集サイトで出会い、
その日のうちに引き取ることを決めてから約5年間一緒に過ごしました。

引っ越しが多く、車に乗ることもあり、
ときにはフェリーに乗ったこともありました。
環境が変わってもたくさんご飯を食べて元気に遊ぶお利口な2羽でした。

シニアうさぎになり、生活も落ち着かせ
日々を送っていた中、年に数回くる換毛期になりました。

繊維質多めのご飯、チモシー多め、
気づいたときにコロコロと毛を掃除したり、
うさぎに多い毛玉症にならないように気を配りました。

しかしある日、2羽揃ってご飯を食べなくなりました。
その日のうちに病院に連れていき点滴、注射の処置と飲薬を処方されました。

いつもならこれで、夜になれば少しずつご飯を食べ始めるのですが、
今回はつらそうに目を閉じて動きません。

翌日、違う病院に連れていきました。
体温も落ちていて危ない状態だと言われ、
外科手術のできる病院を探すよう指示されました。

いろんな病院に電話をかけましたが、
予約がいっぱい、外科手術はできないとの回答。

そのとき突然、目をつむって動かなかったのにぴょんと走ってきました。
元気になったのかな?と思ったのもつかの間、
私の腕の中、もだえ苦しみ出しました。
1分もたたないあっという間の時間で
思い出すのも辛いほどの苦しみの中、我が子は息を引きとひました。

悲しみに浸ることもできないまま、
もう1羽の看病をしなければなりません。
ただ、すでに亡くなったあの子の亡くなった瞬間を思い出すのです。
悶え苦しみだすんじゃないかと。
もうあんな光景を見たくない。
そんな気持ちが湧き出てきました。
私は残されたこの子のそばにいることが、
怖くてたまりませんでした。
そばにいて撫でて安心させてあげたい半面、
苦しみだす恐怖に私は負けてしまいました。
夜遅くなったことを理由に私はおやすみ、また明日ね。
と願いを込めてあいさつしました。
どうか明日目を覚ましたとき、この子がよくなっていますように、と。

朝目を覚ますと、足元のゲージの中で冷たくなっている我が子がいました。
最初の子を追うように10時間後に亡くなりました。
自分の恐怖の気持ちに勝てず、眠りについてしまったこと、ひとりでいかせてしまったこと。
後悔しています。

生き物は同じ亡くなり方はしない、
辛い別れ際でもそばで看取ることを後悔することはない、
と皆さんに伝えたいです。

その後、依頼済みの火葬業者に連絡し
2羽一緒の火葬をしてもらえることになりました。
キスをするように向かい合わせに寝かせてもらい、
生前の2羽の仲の良さを思い出しました。

幸せな5年間を私にくれてありがとう。
もう、苦しくないですか?どうか、安らかに。
これからも大好きだよ。

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