ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット供養Q&A 『 遺骨ジュエリーは自分でお骨を納めるの? 』

ペットロスの癒し方,ペット供養の豆知識

お骨や遺毛などの生きた証を納めて、お手元で供養する遺骨ジュエリー。

「身に着けると、わが子の存在を感じて安心する」

そんな心の支えになるというお声も多く、世代や性別を超えて沢山の方に選ばれています。

遺骨ジュエリーについて「お骨は自分で入れるの?」というご質問をよく伺います。では、遺骨ジュエリーにどうやってお骨を納めるのか、ご紹介してまいりますね。

遺骨ジュエリーにタイプがある?

遺骨ジュエリーは、大きくふたつに分けられます。
蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプ
職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプです。

蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプ

蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプは、
ジュエリーさえ手元にあれば、お骨を納めてすぐに身に着けることが出来ます。


△小さな蓋を付属のドライバーで開けて、中にお骨を納めます。

様々なデザイン・素材から選ぶことが出来るので、お子さまらしいデザインや身に着けやすいデザインをを選ぶことが出来るでしょう。また、蓋を外せばお骨を取り出すことが出来るので、新しい遺骨ジュエリーに納めなおすということも可能です。

職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプ

職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプは、
お骨をメーカーへ預け、職人がひとつひとつオーダーメイドで製作するのでどうしても製作に時間はかかるものがほとんど。しかし、蓋が取れてしまう心配がなく、世界に一つのうちの子のジュエリーとして身に着けることが出来るのが大きなポイントと言えます。


ガラスの中に粉末状にしたお骨を納めたジュエリー

職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプなら、お骨が見えるように製作可能な種類もあります。「お骨が見えることで、あの子の存在を感じたい」という方には、そういった遺骨ジュエリーは特におすすめです。

「すぐに身に着けたい」
「時間はかかってもオーダーメイドがいい」

そうした様々な家族の想いに寄り添い、願いを叶えてくれる遺骨ジュエリーをお選びくださいね。

お骨を納められる量について

遺骨ジュエリーは、種類により納られるお骨の量が異なります。
ディアペットで取り扱っている遺骨ジュエリーですと、蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプはお米粒の半分から1粒程度のものがほとんどです。

職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプも、やはり種類によって製作に必要なお骨の量が異なります。お米粒1粒程度必要なものから枝豆2粒程度必要なものまでさまざまなので、必要なお骨の量もジュエリーを選ぶ目安の一つと言えるでしょう。

どんな風にジュエリーへ納めるの?

遺骨ジュエリーへのお骨の納め方も、ジュエリーによってさまざまです。
特に職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプは、それぞれお骨の加工方法が異なります。

ディアペットオリジナル「クリメイションジュエリー」の場合

クリメイションジュエリーは、蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプ。
小さなネジ式の蓋を開け、ロウトを使用して中にお骨を納めます。規定量以上に納めてしまうと蓋がしっかりと閉まらず、蓋の紛失やお骨がこぼれてしまう恐れがあるのでお気をつけくださいね。

ガラス遺骨ジュエリー「エンジェルプロミス(ANGEL PROMISE)」の場合

カラーガラスの中にお骨を少量封入する、世界にひとつのオーダーメイドジュエリーです。
ガラス越しにお骨が見えることで、いつでもあの子の存在を感じられます。
ネックレスやリングはもちろん、ブレスレットの種類が豊富なのも特徴です。

また、エンジェルプロミスはお名前とともに大切な日付をお入れすることも出来ます。

遺骨を埋め込んでお作りする「トモニ(TOMONi)」の場合

特殊な樹脂を使用して遺骨ジュエリーの内側にお骨を封入する遺骨ジュエリー。
プラチナやゴールド(10金以上)など上質な素材を使用したこだわりの遺骨ジュエリーです。

お骨とあの子の誕生石を一緒に入れることが出来るのが特徴の一つです。

自分でお骨を納める場合の注意点

お骨を遺骨ジュエリーへ納める場合、気を付けて欲しいのが手に付いた汗や皮脂です。
それらのついた手でお骨に直接触れてしまうと、カビの発生理由となる有機物や水分が付着してしまう恐れがあります。素手で触れたからといって必ずカビが発生するわけではありませんが、大切なお子さまの生きた証ですから、出来るだけカビの発生理由となるものはお骨に近付けない方が望ましいといえるでしょう。お骨に触れる前にはしっかりと手を洗い、清潔な状態で触れてあげてくださいね。
また、お骨に触れることに不安がある場合は、ピンセットや割り端を使用しされると安心かと思います。

製作に必要なお骨は自分で粉末にするの?

蓋を開けて自分でお骨を納めるタイプの場合

骨壷の中から遺骨ジュエリーへ納めるお骨をご自身で取り出す必要があります。遺骨ジュエリーへ納めるには大きいお骨しかない場合は、お骨を紙に挟んで押し、細かく砕く必要があります。紙で挟むのは、お骨を砕いた際に細かくなったお骨が飛んでしまうのを防ぐといった意味があります。お骨を砕くことに抵抗がある場合、お骨以外のお子さまが生きた証として遺毛や爪などを納める方もいらっしゃいます。

職人にお骨を預けて製作をお願いするタイプの場合

お骨を加工して製作するジュエリーの場合、中にはお骨を粉末にして製作するものがあります。
それを知ったご家族さまから、「お骨は自分で粉末にしてから預けるの?」とご質問をいただくことがあります。多くの場合お骨は職人のもとで粉末にされますので、お手元で細かくする必要はないことがほとんどです。預けるお骨の量や大きさについてご不安に思われた場合は、その遺骨ジュエリーのオーダーを受けているお店へ相談してみましょう。

まとめ

大切なわが子の生きた証を納める遺骨ジュエリーは、それぞれの家族が想いをこめて選ぶメモリアルグッズのひとつです。
「これからも、ずっとあの子と一緒に時を重ねていきたい」
「いつでも存在を感じていたい」
家族にそんな気持ちを抱かせてくれるお子さまたちは、本当にすごい存在ですよね。
大切な家族を亡くしたからこそ選ぶものですが、同時にその家族への愛情がなければ決して選ぶことのないメモリアルグッズでもあります。

遺骨ジュエリーを身に着けることで、家族の温もりと愛情もきっとお子さまへ届くはず。
どうかご家族の皆さまがご自身やお子さまにぴったりのジュエリーと出会えますように、心から祈っております。