ペットロスが辛くて仕方がない・・・そんな方への処方箋
ペットロスが辛い、苦しい。
いつになったらこの気持ちから解放されるの?
そんな風にお悩みの方も多いと思います。
「泣いていたらあの子が悲しむ」
「いつまでも悲しんでいたら成仏されない」
そんな風に言われて、空元気を出してみたものの、やっぱり涙が出てしまう・・・
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どうしたらいいかわからない。
そんな時は、ノート(紙なら何でも良いです)とペンを用意して、思っていることを全部書き出しましょう。
誰が見るものでもありませんので、
自分の気持ちを素直に、正直に、書き出してみてください。
辛い、悲しい、苦しいという気持ち。
あの時ああしていれば、もっとこうしていれば・・・という考え。
会いたい、もう一度抱きしめたいという願い。
どんなことでも構いません。
まとまっていなくていいので、いま感じていることを思いつくままにすべて書き出しましょう。
もう何も出ない、というところまで来たら
「○○(ペットの名前)ちゃん、気づかせてくれてありがとう」
と声に出して言ってみてください。
あなたがいま感じたことは、すべてペットちゃんが居たからこそ生まれた感情です。
悲しいこと、苦しいことも全部ひっくるめて、悪いと思わずに認めましょう。
そしてそうした人間らしい気持ち、考えに気づかせてくれた存在に感謝しましょう。
もしかすると、この言葉を口に出した瞬間、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そうした場合、どこに違和感を感じたのかまた書き出してみて、
しっくりくるまで繰り返してみてください。
こうしていくと、最後には、ペットちゃんの存在そのものへの感謝の念が強くなり、
自分の悲しみや苦しみよりも、もっと尊いものがあることに気づくかもしれません。
どんな時も、自分を大切に、誰よりも自分を認めてあげてください。
そして、どんな時も、どんな姿であっても、ペットちゃんのことも認めてあげてください。
ペットロスは悪ではなく、あなたの愛の深さそのものです。
ペットロスである自分も認め、愛し、ペットちゃんのことも認め、愛してあげてください。
そして少しずつ、苦しみから解放され、あたたかな気持ちに変わってきた頃には、
ペットちゃんはあなたの胸の中で、ずっとずっと生き続けることができるでしょう。