ペットロスの友人に、あなたがしてあげられること
この記事を見てくださっている方は、きっと心優しい方なのだろうと思います。
ペットが亡くなって、悲しんでいる友人や知人のために、
何かしたい、力になりたいと思って読んでくださっているのですよね。
まず、その優しい気持ちだけで、ペットロスで苦しんでいるあなたの大切な人は、
きっと救われる思いがすることと思います。
ペットロスは、同じくペットを飼っているからといって
自分と同じような状況・心情とは限りませんし
その人それぞれ、思うことや考えが違います。
ですから、絶対にこう、と言えるものではありませんが、
してさしあげられることを考えてみましょう。
話を聞く
とにかく聞き手に徹するということが大切です。
決して励ましたり、否定したりすることなく、
「それは大変だったね」
「辛かったね」
「そういう風に思うんだね」
と、すべてありのままに聞いてあげてください。
たとえその内容が「そんなことないのに…」と思う内容でも
「そうだったんだね、(あなたは)そう思うんだね」と、
受け入れてあげることが大切です。
もし意見を聞かれたら答えても良いと思いますが、
相手を完全に否定するような言い方は避けましょう。
とにかく聞き手に徹する、これがとても大切です。
もちろん、相手が話したくなさそうなのに、無理に聞き出す必要はありません。
そんな時は、いつでも頼ってねと声をかけるだけで十分でしょう。
負担にならないお悔やみの品を送る
「あなたのペットちゃんのことを思っているよ」
「あなたのことを心配しているよ」
という気持ちを伝えるには、ちょっとした贈り物をするのも良いでしょう。
その時に、あまり負担にならないような金額・種類を選ぶのも大切です。
お悔やみの気持ちを表したいばかりに高価なものをお贈りしてしまうと、
お返しのことで気を揉ませてしまうかもしれません。
また、手間のかかるようなものだったりすると、
普段の生活をするだけで精一杯なのに、
余計にゆっくり休めないことになるかもしれません。
飼い主さんが仏具などを持ってることを知っていたらお線香がおすすめですが、
必ずしもそうとは限りません。
お供えしてね、とお花を贈ったり、
一息ついてね、とお菓子などを贈るのも良いでしょう。
一番大切なこと
なによりも大切にしたいのは、気持ちです。
どう言葉をかけたらいいものかわからないときは、そう伝えてみてください。
それだけ思ってくれているということが、飼い主さんにとっては嬉しいことです。
あなたの優しいお気持ちが、伝わりますように。