愛犬との死別体験記 ~ビビままさまの場合~
ビビまま様よりお寄せいただいた
わんちゃんとの死別体験記です。
5月25日、16歳2ヵ月でトイプードルのビビアンが天国へ召されました。
15歳の夏に膀胱がんを患い、抗がん剤を服用し頑張りました。
月1回のトリミングを終えて、トリマーさんにまだまだ元気です頑張ってますと言った2日後に、急に体調を崩しました。
腎不全からの尿毒症で、オシッコがまったく出なくなりました。
最後に苦しそうに息をして舌を出して、私の腕の中で息を引き取りました。
本当に苦しかったと思います。でも本当によく頑張った。
膀胱がんになったとき、いつかは別れが来ると覚悟はしていました。
でもその時はあっけなくやってきて、本当にいなくなってしましたした。
いつも傍にいて、振り向けばそこにいたのに、いなくなってしまいました。
覚悟はしていましたが、まだ受け入れられない日々を過ごしています。
毎日、ビビの事を思います。いつか時間が経って、ふっと思い出す日まで、時間がかかると思いますが、今まで通りいつも傍にいてくれる事を願っています。
【ディアペットより】
この度はお悔やみ申し上げます。
がんと闘ったビビアンちゃん、最後まで本当に頑張りましたね。
見守り、看取るご家族もお辛いこともあったかと思います。
お疲れさまでした。
いつも居たはずの子がいない、その喪失感は想像以上だと思います。
ふとした時にわきあがる寂しさもあるかとお察しします。
ビビアンちゃんと過ごした幸せな時間を胸に、
どうかご自愛いただきお過ごしくださいませ。
ビビアンちゃんが安らかでありますことを祈っております。
【ペットロスの観点から】
ビビままさんは、命というものを尊重し、理解されている素晴らしい飼い主様ですね。
「いつか別れがくる」ことをわかっているというのは、とても大切なことです。
ビビままさんは、お気持ちの上では受け入れられないかと思いますが、ビビアンちゃんが旅立ってしまったことは、十分に理解をされています。
悲しく辛いことかもしれませんが、実はペットロスを癒すために重要なことでもあります。
「そこに居たはずの子がいない、ということを認識し、最初は受け入れられなくても、時間の経過とともに日常の生活に戻り、慣れていくこと。」
それは決して、ペット達が居たこと自体を否定するものでもなく、忘れるものでもありません。
私たちにくれたたくさんのやさしい気持ち、あたたかい気持ち、楽しい思い出の方がうんと大切なのですから、死んでしまったことにとらわれて、それらを無かったことにしてしまうほうが悲しいことです。
いつかふと思い出し、「可愛かったな」「良い子だったな」と、笑顔になれる日がくると思います。
その時には、ビビままさんの胸の中で永遠に生き続けていることでしょう。