愛犬との死別体験記 ~Hさまの場合~
大切な相棒と出会ったのは、Dが4歳の時でした。
狭いケージに入れられ、飼い主本人以外は世話をせず・・・
飼い主は、仕事の拘束時間が長時間の為帰宅が朝方になることも。
それでも一応は面倒を見ていた方だとは思いつつも、私は見ていて辛かった。
なので、Dが私に懐いてくれてたのと私には一人で住むには少し広い部屋があって大の動物好きの私が引き取る申し出をしたのが始まりでした。
Dはとても心が優しく素直でお散歩とおやつが大好き、たまにするいたずらにはビックリして病院に連れて行く位想像を遥かに越える事をしてくれてました。
そんな生活が9年経ったある日もう1匹(女の子4歳)が来て変わり、Dは老化するどころか若返りました。
それから、何年か経った時に独り暮らしの家を出て実家に戻りもう1匹のワンちゃんと両親と新しい生活を始め、お散歩はアスファルトから近くの浜辺やドッグランに変わったその時はもう14歳になってました。
それから月日が流れ、母が亡くなった時も傍で癒してくれた相棒も気づけば22歳になってました。時にはフラフラで時には転びながらでしたが少しは歩き、亡くなる前日までご飯も食べてくれてました。最後の日熱が出たため心から信頼している動物病院に行き色々手を尽くして頂きましたが、お空へ旅立って行きました。
D22歳6カ月本当に長生きしてくれ、この子と過ごした時間は幸せでした。
沢山の思い出と笑顔、癒しをくれたDに感謝しています。
Hさま