ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

台湾のペット事情 日本より飼いやすい?保護犬・保護猫は?

2018-05-30海外のペット霊園・葬祭事情

台湾は今、ペットブームに沸いているのはご存知ですか?

実際、台北市内を歩いていると、多くのわんちゃんに出会います。
時にはバスの中や、飲食店にもわんちゃんが居たりして、
日本では見ない光景に驚きつつも、ほほえましい気持ちになります。

放し飼いをするのが普通で、のびのびと育っているせいかはわかりませんが、人や外に慣れていて、突然走り出したり、吠えたりする子も少なく、どの子も良い子さんだったのが印象的でした。

台北在住歴6年・犬4匹&猫1匹と生活している日本人男性にお話を聞いたところ、「日本に比べ、台湾はペットを飼いやすい」環境なのだとか。

その理由として
・人々が動物に対して寛容である
・獣医代が安い
・トリミング代も安い(日本の4分の1程度)
・シッターさんも多い
というようなことを教えてくれました。
(あくまで、個人的な意見となります)

野良犬も多いそうですが、地域みんなで世話している「地域犬」のようになっていて、特定の飼い主はいないけれど、ごはんに困ったりすることはなく、ただ室内にいないだけ、というような状態だそうです。


▲台北市内のペットショップが立ち並ぶ一角

なお、殺処分は禁止されていて、ペットショップの前で譲渡会が行われることもあるそうです。

日本ではペットショップ=生体販売ですから、その前で譲渡会を開くのは考えにくいですよね。
台湾のペットショップでも、もちろん生体販売は行われていますが、お店の本音はフードやケージなどのグッズを購入してほしいのだとか。
だから、お店の前で譲渡会を開き、そのまま必要なものを購入してくれるのはありがたいことなので、保護活動にも積極的だそうです。
お店としての利益は守りつつも、動物の命も守る。
お互いにとって嬉しいことがあるなら、それもひとつの方法かもしれませんね。

台湾と日本、環境や習慣の違いはあれど、同じように動物を大事にし、家族として迎え、愛情を注ぐ。
そのことに国の違いは関係ないのだなと、改めて実感しました。