猫ちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記 ~もりめさまの場合~
兵庫県にお住まいのもりめ様よりお寄せいただいた
雑種猫ちゃんとの死別体験記です。
田舎道を車で走っていると野良猫を発見。すぐに主人と駆け寄ると足元にスリスリ。しかし後続車がかきたため一旦その場を離れるも気になりすぐにその場に戻る。少し離れた場所に座っていました。保護して病院へ。極度の脱水で今日明日亡くなってもおかしくない状態でした。しかしながら点滴等でなんとか持ち堪えてくれました。それから糖尿病や、電解質バランスにも問題を抱えている事がわかりました。先生が今までにない難しい治療だと言っていました。一度発作を起こし心停止しました。なんとか病院にかけこみ一命をとりとめました。保護する前にひょっとしたら頭をぶつけていた可能性もありました。それから約1カ月ルアナはよく頑張ってくれました。
点滴を入れても段々と回復せず、餌も食べず水分も飲まずでした。寝る前にオムツを替えてあげようと体を起こし向きをかえると同時に発作が起きました。心臓マッサージしましたがルアナは息を吹き返してはくれませんでした。
1ヶ月も一緒にいれませんでしたが、ルアナは私達夫婦に沢山の事を学ばせてくれました。
私達夫婦の休みが合う唯一の前日に旅立ち、休みの日に夫婦揃ってルアナを送り出す準備をしてルアナを送り出すことができました。
保護した日頑張って歩いて私達夫婦の足元にすり寄ってきてくれたルアナ、おしっこしたら鳴いて教えてくれたルアナ、私達夫婦揃って旅立ちのお手伝いをさせてくれたルアナ…
とってもとっても可愛いルアナ…
「ありがとう」の気持ちしかありません。
また私達夫婦のもとに戻ってきて欲しいです。
【ディアペットより】
この度はお悔やみ申し上げます。
ルアナちゃんとの出会いからお別れまで・・・とても悲しいことではあるのですが、偶然が必然の運命だったと感じさせるような素敵なお話をお伺いし、胸が温かくなりました。
ルアナちゃん、頑張りましたね。きっと、もりめさまご夫婦と家族になりたかったのですね。最期の最期まで、お二人との絆を感じました。
一緒に過ごした1か月間は、きっとそれ以上の時間だったのだと思います。
いま、お姿は見えなくても、ルアナちゃんはこれからもご夫婦とともにいらっしゃることと思います。