ミニチュアダックスフンドちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記 ~もりの様の場合~
北海道にお住まいのもりの様よりお寄せいただいた
ミニチュアダックスフンドちゃんとの死別体験記です。
先住犬が1人のお留守番に寂しいかなと思い、迎えたいちご。
ヤンチャで悪戯ばかりして、なにより、表情が豊かで私の一人娘のようでした。
朝のおはよう、仕事帰り熱烈な歓迎をしてくれて可愛くて仕方なかった。
2月に7歳の誕生日を迎え私と同じ歳頃になったね、なんて話していました。
別れなんてまだまだ先に事、少し大人しくなったのも大人になったんだろうと勝手に思い込んでいました。
後悔しても遅い、そんな事考えもしないで。
ある日、仕事から帰ってくるとご飯なんか残した事ないのに、朝のご飯が残っていました。
元気もない、どうしたんだろう?
こんな事になるなんて思わなかったから息子に病院に連れて行けと言われたけど明日の朝まで様子をみてからにすると答えた私。
それが取り返しのつかない事になりました。
翌朝、立ち上がる事ができず、口の中を見たら血の気がなく真っ白。
そこでもうダメだと気がつきました。
そこからはあっという間の出来事。
嘔吐、失禁、下血、呼吸停止。
主人に抱かれ「いちごーー」と呼ぶと1度だけ呼吸をしてお別れでした。
もう遅いとわかってけど、息子が最後に病院にと言うので死亡確認だけしてもらいました。
まだ、7歳、お別れなんて考えてもいなかった。
元気いっぱいですぐに元気になると思ってた。
病院に連れて行かなくて本当にごめんなさい。
でも、もし、結果が一緒だったら、一晩一緒に眠り家族に抱かれて旅立った事だけがいちごにしてあげた最後の幸せかもしれない。
帰って来てから、先住犬のチェリーはいちごから離れませんでした。
耳を舐めったり、かじったり。
きっと、起こそうとしてるんだなって。
犬の死がこんなに悲しいなんて思わなかった。
こんなに後悔する事だなんて。
私はまだまだ立ち直るまで時間がかかりそうです。
早くこの苦しみから解放されたい。
次にやってくるチェリーの死が今は恐怖でしかない。
あの時の後悔はもうしたくない。
だから、チェリーは長生き出来る様に。
いちご、たくさんのしあわせをありがとう。
本当にありがとう。
私がいちごの世界に行ったら、すぐに抱きしめさせてね。
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