黒猫ちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ~sayusayu様の場合~
北海道にお住まいのsayusayu様よりお寄せいただいた
黒猫ちゃんとのお別れ体験記です。
三年前の12月26日寒い冬に私の後を助けてくれ、
と言わんばかりに叫び小さな小幅で一生懸命についてきた黒猫ちゃん。
飼うつもりはなかったのですがあまりにも可愛くて我が子となりました。
名前は猫太郎と名付け、以来会社に行くのも寝るのも一緒でした。
ただ1つ彼はトイレだけは外でするため、一日3回ほど外出していました。
家の敷地が広いので敷地から出る事は無く、
車を異常に怖がっていたので安心していました。
猫太郎と本当に毎日笑って楽しく暮らしていたんです。
今思うと本当に幸せな日々でした。
猫太郎がいてくれるだけでよかった。
私の姿が見えないと猫太郎は私を探し、そんな姿がとっても可愛くて。
買い物に行くときはお婆ちゃんの家でお留守番。
餌も私の手からしか食べない異常な過保護生活をしていました。
お互い依存症だったんだと思います。
昨年の秋にトラ猫の赤ちゃんを保護し、
猫太郎はとても良く面倒をみてくれていました。
とても晴れた土曜日にトラ猫がドアをあけた隙に外へ出てしまい、
私は猫太郎に赤ちゃんを連れてくるように頼んだのです。
猫太郎も赤ちゃんも帰ってきませんでした。
私はずっと探し回ったのですが、
大きな道路には行くと思わず探さなかったのです。
翌日の日曜日、家の外の大通りに
猫太郎は車に引かれて亡くなっていました。
とても無残な姿で、、
もうパニック状態で夫に連絡して家に連れて帰りました。
あれからもうすぐ2か月がたとうとしていますが、
会いたくて、触りたくて、もう一度だけでも猫太郎に会いたい。
声が聞きたい。いとしい可愛い手、口、あんなにかわいい瞳を
見る事が出来ない事がまだ実感できなくて毎日が辛いです。
わかっているの頭では、そうよいつか命は尽きる、
わたしが昇天したときに猫太郎に会える事も、
神様の所で私を待っている事も、
神様が猫太郎を私に贈ってくれた事も。
猫太郎と暮らした2年4か月と18日は
神様がくれたプレゼントだったって事も。
ありがとう猫太郎。世界で一番大好きだよ。
ずっとずっと大好きだよ。
赤ちゃんは4日目一人で玄関前にあらわれて、
猫太郎を探している様子。
あちこちでニャーニャー泣いて猫太郎をさがしているようで、
捕まえようとすると逃げる。
猫太郎はたぶん赤ちゃんが道路に出て、
それを阻止しようとして亡くなったんだろう。
二週間前、げっそり痩せた赤ちゃんを保護に成功したよ。
猫太郎が守った命、お母さんは守るよ。
猫太郎天国で楽しく暮らしていると思うし、
神様の所に帰ったんだから、
もう怖いことも無く暮らしているだろと思っているよ。
でも、お母さんは毎日さみしいよ。
猫太郎、ごめんね。ありがとう。
こんど会えた時はずっと一緒にいようね。
お母さんが昇天するまで待っていてね。
だから、さようならは言えない。
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