チワワちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ~K・I様の場合~
東京都にお住まいのK・I様よりお寄せいただいた
チワワちゃんとのお別れ体験記です。
2022年5月26日12時40分
愛犬 ロングコートチワワのレオン(♂ )がお空へ旅立ちました。
13歳と4か月と22日でした。
レオンが我が家に来たのは2009年の4月下旬頃でした。
チョコレート系のワンコでとても愛想が良くかわいいチワワでした。
初めての散歩デビューは足が震えていましたが、
すぐに慣れオシッコとウンチは基本外でするようになり
家では一切しなくなりました。(後に後悔する破目になりました。)
レオンは散歩が大好きで、
お父さんの担当時間は朝と夜に毎日1時間ずつの散歩でした。
お父さん自身も年齢から来る衰え防止のため散歩はありがたいものでした。
また休日には散歩回数を増やして散歩すると眼をキラキラさせて喜び、
お父さんもその嬉しそうなレオンの顔を見るたびに嬉しくなり、
散歩は本当に楽しいものでした。
また、レオンは人が大好きで特に女性や子供が大好きで
誰にでも犬語でフガフガモニァと話しかけ懐いてしまう
とても愛嬌があって優しい子でした。
1歳から8歳まではいろいろな場所へ行きお友達もたくさんでき、
お父さん自身の散歩が無理な時は家族が協力して散歩に連れて行ってくれました。
本当に家族で楽しい時間を過ごし、そんなレオンを私達家族は
愛おしくかけがえのないものだと感じていました。
また寝るときはいつもお父さんにくっついて朝まで寝ていました。
本当に癒され、かわいくてかわいくて仕方ありませんでした。
9歳の健康診断で心雑音が確認され、
僧帽弁閉鎖不全症という心臓の病気になりました。
この病気は心臓の僧帽弁が閉じなくなり血が逆流するという病気で
年月が経つにつれ心臓が肥大して、最後は肺水腫になり死に至るという病気でした。
この病気に関しては、手術の方法もありましたが、
手術後に再発する可能性もあり、またレオンは、
一度も家族と離れたことがないことから、薬治療を選択しました。
そんな時、お母さんの強い要望で我が家に
子猫のマル君(スコテッシュフォールド)がやってきました。
レオンは優しく迎え入れてくれて1か月後には仲良く寄り添って寝ていました。
9歳、10歳、11歳と薬治療で順調に過ごし、
12歳の春頃に散歩中に急に倒れたのですぐに抱き上げ病院で検査したところ
心臓が大きくなっているが血液検査に問題はないとの事で安心しましたが、
この頃から朝方大きな咳をしており苦しそうで可哀想でなりませんでした。
病院で処方される薬の種類や利尿剤が増えレオンは家で
オシッコやウンチをしないため4~5時間置きに外へ用足しに行きました。
レオンの為なら何でもしてあげようと思っていました。
レオンは12歳~13歳の亡くなるまでの1年間は体全体で咳をしており、
本当に苦しさに負けずよく頑張っていました。
レオンが亡くなる約2カ月前に急にチアノーゼになり、
病院で治療を受け何とか命はとり止めましたがその際に先生から、
レオン君はいつ急変してもおかしくないので気をつけてくださいと言われました。
また、チアノーゼとは舌が青くなり血液中の酸素がなくなることを知り、
先生の提案により家で酸素室(酸素濃度が濃い)をレンタルすることになり、
レオンが苦しそうな時に対応することとしました。
当日、お父さんとお母さんは油断していました。
朝、短い散歩でオシッコやウンチをして、
帰ってからご飯を食べる(ご飯中にすり潰した薬が入っている)日課において、
その日5/26はご飯を食べませんでした。
このようなことは前から何度かあり、後でお腹がすいたら食べるだろう?
またお母さんが何とか食べさせてくれるだろうと思っていました。
お父さん自身その日は仕事があり、会社に着いても気になって仕方ありませんでした。
お昼前の11時頃、息子からレオンを酸素室に入れてこれから仕事に行きますとの連絡があり
少し安心した矢先のお昼休みにお母さんからの電話でレオンがチアノーゼを起こしていると聞いて
急いで車を飛ばして帰ったところレオンがソファの前で紫色の舌を出して
ハァハァと苦しそうな息をしてお父さんを待っていました。
病院へは車で10分~15分なので急いでレオンを車の後席に乗せ
お父さんとお母さんで病院に向かいました。
病院に着く寸前、後席にいたお母さんがレオンにおいでと言ったら
レオンが膝の前まで来てそのままカクンと首がうなだれた。
お母さんは急いで病院へ行きお願いしたところ心臓が止まっていると言われ、
お父さんが車を駐車場に入れかけつけたところ先生が心肺停止してるので蘇生していますとのことでした。
お父さんは体から血の気が引いていくのを感じ、
レオンと大きな声で叫ぶと同時に涙が溢れてきました。・・・・・・
しかしレオンは蘇生ができず天国へ行きました。・・・・・・・・・
そろそろ、年も13歳過ぎたし心臓も体いっぱいに大きくなっていたので、
今年でお別れがくるかも知れないと思っていたが、
いざ亡くなってみるとこんなに悲しく淋しく、
小さなレオンがお父さんの中で大きな大きな存在だと知らされました。
車中で亡くなる時も声も出さず静かに亡くなりました。
最後の最後までいい子でした。
本当に頭がよく、良くできた愛嬌のある優しくてかわいい子でした。
ありがとうレオン。
本当に後悔しても後悔しきれません。
朝一番に病院に連れて行けば、まだ生きていたかも知れません。
本当に自分が情けなくて仕方ありません。
レオンが亡くなったので誤っても償いきれません。
レオンがソファの前でお父さんを待っていた時の顔が未だに忘れられません。
ダメなお父さんを許してね。
猫のマル君も毎日淋しそうな顔して寝ています。
レオン兄ちゃんがいなくなったことを実感しています。
マル君はレオンの弟なのでお父さんが責任もって育てるからね。
レオンと過ごした13年間は本当に幸せでした。
ですが、毎日一緒にいた愛犬がいなくなって生きていてこんな悲しい思いは初めてです。
もっと一緒に居たかった・・・・・・・・。
もっともっと抱っこしたかった・・・・・・・・・・・。
レオンを想うと毎日涙が溢れてきます。
本当に悲しくて辛いけどレオンとの楽しかった想いでを大切にして行こうと思います。
できればレオンの生まれ変わりのワンコに出逢いたいです。
もうすぐレオンが天国に旅立つ49日がやってくる。
でも、きっとレオンもこの家に来て家族みんなに愛されて
嬉しかったと言ってくれているような気がします。
私達家族にたくさんの幸せや癒しをくれたレオン 本当に本当にありがとう。
レオン いつかお父さんが行くまで虹の橋のふもとで待っていてね。
いつまでも 大好きだよ 愛してるよ。
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