ミニチュアダックスフンドちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ~M様の場合~
愛媛県にお住まいのM様よりお寄せいただいた
ミニチュアダックスフンドちゃんとのお別れ体験記です。
先週18歳の愛犬が旅立ちました。
約3ヶ月前自宅で倒れ動けなくなっていました。
もともと、てんかん持ちだったのでいない時に発作がおきたようです。
慌てて部屋に行き、水分もご飯も口にせず、
しんどそうに息をするだけで少し諦めかけてました。
病院に連れて行き、血液検査をして先生もびっくり!
内臓はどこも悪いところがありませんでした。
点滴と飲み薬の対応のみ。
歳も歳なのでたちあがることは難しいと言われました。
薬のおかげもあり、流動食から固形物を食べれるまでになり、
必死で起き上がる仕草も1ヶ月たったころにはおぼつきはありますが、
自力で歩けるまでに回復。
病院の先生もすごくびっくりされてました。
このまま回復してくれると信じてましたが
やっぱり年齢には勝てなかったようです。
9月に入りまた、食欲がなくなり、
流動食に変更もしましたがすぐに吐くようになりました。
水分をとっても同じ。また寝たきりに。
先生からは大往生だからね。
覚悟はしておいて下さいください。との事。
今年の4月に仕事を辞めていたので
そこからは24時間付きっきりの介護がはじまりました。
絶対に1人では逝かせないと約束してたから。
10年前にふうがのお姉ちゃんわんこを亡くしました。
その時は、仕事も忙しく、昼休みに帰っては世話して、
また仕事に戻ってを繰り返してました。
年末近くで後1日頑張ってくれたらお休みに入る前日でした。
いつものように昼休み急いで様子を見に帰りましたが
すでに息はしていませんでした。
ずっと側にいてくれたのがふうが。
ふうががこまちを看取ってくれました。
身体はまだ温かく、もう少し早く帰れていたらと後悔でいっぱいだったので、
ふうがの時は必ず見守っていくことをその時約束したから、
なるべく1人にしないよう、家族のいる間に用事を済ませ、
トイレに行くのも不安で1人のときはなるべく水分を摂らず
話しかけ、撫でていました。
亡くなる3日前からはご飯も水分も受け付けなく、
口を開けようとはしません。
はじめは無理矢理口を開けてしましたが
それがふうがにとって辛いことなんじゃないかと。
喉乾いてない?お腹空いてない?
時々口の横をチョンチョンとして口が空いた時だけあげました。
急激に痩せていく身体。
抱っこをすると軽く、骨がでてゴツゴツした感じ。
犬は飼い主さんの気持ちがわかるから、
笑顔でというコメントがありますが、私は無理でした。
いつも目はウルウルで辛そうな表情でした。
ダメなおかぁさんです。
それでも、ふうがの介護ができる事に感謝。
粗相をして身体を洗うことも、
吐いて掃除をする事も、なにも苦に思う事はなく
お世話ができる喜びでいっぱいでした。
前日、いとこや甥っ子達がふうがに会いにきてくれました。
当日は、ずっと抱っこ。
いろんな話しを聞いてもらってるさなか呼吸が止まり、
大きな声で名前を呼ぶと、息が戻るを3回ぐらい
繰り返して息をひきとりました。
すごく辛かったけど、約束を守れた事で少し穏やかにいられます。
しばらく抱っこしてましたが、
10分もたたないうちに死後硬直が始まるんですね。
グラグラだった首がピンッと張り、手脚も曲がらなく。
その時ふうがが教えてくれた気がしました。
こまちを抱きかかえた時、身体は温かく、
その後すぐ、死後硬直が始まったんです。
こまちは私が帰って来るのを頑張って待っててくれた。
多分帰ってきた車の音を聞いて安心したのかなって。
泣いたらダメだよ。
おかぁさんの存在がわかってから逝ったんだよって、
亡くなった後に教えてくれた。
心の優しいふうが、ほんとにありがとう。
今はこまちと会えてるかな?
いっぱいおいしいもの食べてね。
おかぁさんはまだまだ笑顔になることは無理そうだけど。
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