チワワちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ~cherry.momo様の場合~
神奈川県にお住まいのcherry.momo様よりお寄せいただいた
チワワちゃんとのお別れ体験記です。
2022年11月22日 22時
愛犬ちーちゃんが腎不全で旅立ちました。
10歳3ヶ月でした。
2020年4月
突然目が見えなくなりました。当時7歳でした。
病院に行ったものの、失明したものは治らないと。
その時先生が心臓の音を聞いて、心臓が悪い(僧帽弁閉鎖不全症)と。
目が見えなくて病院に行ったのに、思いもよらず心臓病が発覚し、
一生薬を飲み続けなければならないと言われ、愕然としました…
コロナ流行当初で、一斉休校で子供達も家にいた為、みんなで見守り、
可愛がって、臆病なちーちゃんも少しずつ目が見えないことに慣れていきました。
心臓の方は、なるべく安静にさせ、
毎日薬を飲ませ、薬をもらう時に診察を受けていました。
それから1年半…
2021年秋頃には心臓がだいぶ悪いと言われ、薬も増え、寝てることが多くなり…
2021年11月30日 19時前
呼吸が苦しそうに。病院が19時までなので駆け込みました。肺水腫でした。
すぐに処置を受け、酸素室で3日間入院し、一命をとりとめました。
一度肺水腫になると余命は平均9ヶ月。
僧帽弁閉鎖不全症は手術をすれば治ります。
しなければ肺水腫を繰り返し亡くなります。
高額な手術で日本で数ヶ所しかできる病院はなく、
手術のリスクは多々あるものの、成功率が高く、
住んでいる県内に手術できる病院があり、
9歳でまだ生きて欲しかったので、手術を決意しました。
2022年2月7日
手術を受け、無事成功
2022年2月12日 退院
心臓はその後も問題なかったのですが、
術後から腎臓の数値が悪くなっていました。
利尿剤を使っていたことや手術で悪くなり、
退院後、療法食、薬、皮下点滴が始まりました。
せっかく心臓が治ったのに…
腎臓は治ることはなく、
悪化させないようにするしかなく、
また死を覚悟しながらの日々…
それでも心臓が楽になって散歩を楽しみ、
食欲旺盛なちーちゃんは食欲が落ちることもなく、
段々と腎臓の数値は悪化していったけれど、
亡くなる数日前まで食べていました。
嘔吐も一度もすることなく、元気に過ごしていました。
一変したのは2022年11月10日~です。
抱っこしようとしたら悲鳴を上げ、
どこかが痛いのか驚いて病院へ。ヘルニアでした。
後ろ足がおかしくなりながらもなんとか歩いてはいました。
腎臓に負担があまりかからないような鎮痛剤を打ったり、
痛み止を飲んで、日々良くなるヘルニアとは逆に、
急激に腎臓が悪化していきました。
2022年11月19日
呼吸が苦しそうで咳もしていて病院へ。
腎臓悪化を食い止める為毎日皮下点滴してたので
肺水腫になったのかとレントゲンを撮りましたが大丈夫でした…
2022年11月20日
ヘルニアは治ってきてたのにまた抱っこすると痛がる、
もう動けず、呼吸も苦しそうで病院へ。
腎臓の数値がかなり悪く、ヘルニアからの痛みではなく
高カルシウムによる痛みかもと、静脈点滴でまた痛み止も入れ、入院。
また酸素室に入ってぐったりしている姿は、
ちょうど一年前心臓病からの肺水腫で入院している姿と重なりました。
なんの為に手術したんだろう…
この日は日帰りで退院しました。
2022年11月21日
おしっこの回数が少なく、全身浮腫。
動けず、呼吸も苦しそう。
今日亡くなるだろうと言われました。
でもその後数回おしっこもし、なんとか持ちこたえてくれました。
翌日22日は良い天気で、少し呼吸も楽そうだったので、
大好きな庭でひなたぼっこをして、生きていられて良かったね、と話しかけました。
午後からはおしっこも出ず、呼吸も苦しそうになり、
22時家族に見守られ旅立ちました…
入院は目が見えないちーちゃんにとって、
ストレスが大きく、心臓の手術を頑張って乗り越えたのに、
あまりにも短すぎるお別れになってしまったことに、
なんでこんなことになっちゃったんだろう…と。
ヘルニアにならなければ、痛み止め使わなければ、
こんなに早く悪化しなかったんじゃないか…
ヘルニアになった日、いつもより長く散歩していたからかな…
とタラレバばかり考えてしまいます。
でも腎不全での食欲不振、嘔吐、痙攣…
そんな時期がいつか来ると覚悟していたので、
それらがなかったのは救いで、
食欲旺盛なちーちゃんらしかったのかなと思っています。
家族みんなで看取ることができ、
翌日の23日は休日でみんなでお別れもできました。
ちーちゃん、ありがとう。
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