ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット供養Q&A 『 敷物って必要なの? 実は、祈りの場の名脇役なんです! 』

2023-09-22ペット供養の豆知識

ペット供養をするための
メモリアルグッズの中に、
敷物(しきもの)というグッズがあります。

ロウソク立てや香炉などのグッズと比べると
一体どんな風に使うのか、
ペット供養に必要なのかが
分かりずらいグッズかと思います。

敷物は、ペット供養をする上で
必ず必要なものではありません。
けれど、実は祈りの場の名脇役なんです。

敷物の役割って?

仏壇の保護

仏具のような陶器製品の裏側に触れると、ざらつきを感じるはず。
陶器製品には様々な種類がありますが、ペット仏具の多くは色付けをするために釉薬を付けて焼成されています。
釉薬の付けられた部分は焼成するとガラス質となり、つるんとした質感になるんです。
それに対して釉薬の付けられていない裏側などの部分は、少しざらりとした質感となります。

ペット仏具の裏側のざらついた部分で仏具の置き場所となるペット仏壇などを擦ってしまうと、傷がついてしまう可能性があります。うちの子のために準備した祈りの場を守るためにも、敷物を敷いて保護すると安心して供養することが出来るんです。
また、お供えものやお水などをこぼしてしまっても、敷物が受け止めてくれれば祈りの場の汚れ防止にもなりますよ。供養されている場所が塗装されていない白木などの場合、その素材上水分が染み込みやすくシミになってしまうこともありますので、特に敷物があると安心かと思います。

火事を防いでくれる

ロウソクやお線香など、祈りの場には火の気がかかせません。
ただ、火を使う供養への不安のお声を伺うことも多く、あえてロウソクやお線香を使わずにペット供養されている方もいらっしゃいます。

敷物の中には、難燃加工と呼ばれる”燃えづらい加工”を施されたものがあります。
そうした敷物を使用すると、お線香の灰が万が一に香炉からこぼれてしまっても火の気を受け止め、火事防止の役割を果たしてくれますよ。もちろん受け止める火の気の強さによっては100%火事を防ぐことは難しいですが、普段の供養の不安を和らげる力には十分なってくれる、心強いペット供養の味方と言えるでしょう。

祈りの場を華やかにしてくれる

敷物にはいろんな種類があり、その色や柄、大きさもさまざま。
お子さまらしいデザインやその季節らしい色の敷物を合わせれば、祈りの場をより華やかに、明るい印象にすることが出来ます。また、敷物の上に仏具などのメモリアルグッズを置くことで場がまとまり、「より”うちの子のための場所”という雰囲気になった!」というお声をいただくこともあります。

位牌やお写真のお座布団に

「位牌がうちの子そのものなら、何か下に敷いてあげたい」

生前のように、心地良い場所を準備してあげたい。そんな想いから上記のようなお声を伺うことがあります。
そんな時にも、敷物はおすすめです。

ご家族のお気持ちのままに、お子さまへの想いをお届けくださいね。

敷物のお手入れは?

お手入れの仕方は敷物によって異なります。
洗えないと表記されている敷物がもし汚れてしまったら、柔らかい布で乾拭きしましょう。
それでも汚れが落ちず、お子さまの供養に使用するものとして気になるほど汚れてしまったら、その汚れの分だけ祈りの場を守るというお役目を果たしてくれたということです。感謝の気持ちをこめて処分し、また新しいものをご用意くださいね。

まとめ

メモリアルグッズのひとつ、敷物についてお話ししてまいりました。
お子さまへ想いをとどけるペット供養のお力に、少しでもなれましたら幸いです。

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