ダルメシアンちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ~NC様の場合~
山口県にお住まいのNC様よりお寄せいただいた
ダルメシアンちゃんとのお別れ体験記です。
今年の6月に、7年間一緒に暮らしてきた愛犬が虹の橋を渡りました。
病気でした。原因がよく分からない血液の病気でした。
何度も何度も病院に通い、セカンドオピニオンも考えていました。
病院を変えたりもしましたが治ることはありませんでした。
あの子が亡くなってからは心にぽっかり穴が空いたようでした。
とても寂しかったです。もうこの世にあの子はいないんだ、もう触れることも出来ないんだ。
そう思うと涙が溢れ出てきました。
でも、私よりも涙を流していたのは母でした。
母は家族の中で一番あの子を可愛がっていました。
とても大切な宝物のように、我が子のように、思っていました。
葬儀のときは家族みんなが涙を流していました。
火葬される前にはしっぽの毛を少し貰いました。
火葬が終わるまでは母と待っていました。
建物の外に出て空を見ていると、煙とともにピンク色の風船が上がってきました。
業者さんがあげてくれたみたいでした。
それを見て母は、あの子はうちに来て幸せだったのかな?といいました。
私は、しあわせだったよ。きっと。と返しました。
私はどんどん見えなくなっていく風船をみて、
あの子が走って遠くへ行ってしまう感覚になり、また涙が出ました。
今は家族みんな元気に過ごしています。
ですがまだ、時々思い出してしまったり、
あの子の話をすると少し涙が溢れてしまいます。
少しづつ、乗り越えようと思います。
もしも、この世に生まれ変わりというものがあるのなら
私はもう一度、あの子に会ってみたいな。
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