雑種ちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記 ~R.N様の場合~
奈良県にお住まいのR.N様よりお寄せいただいた
雑種ちゃんとの死別体験記です。
ちょうど3ヶ月前の5月15日、娘の様に本当に可愛がっていた
愛犬チーちゃんが突然この世を去ってしまいました。
11歳でした。
今年に入りまだ暑くもない4月頃からハァハァと細かい息をしたり、
散歩に行くとそのハァハァがガァガァと変わり…
すぐに病院に行き診察結果は『気管虚脱』と言う気管が細くなる病気でした。
一生薬を飲み続けるか、難しい手術をするかと言われたのですが、
私の無知で勝手な判断でしばらく薬を飲ませてみようと思ってしまいました。
チーはまだ赤ちゃんの頃から難しい手術をしそのたびに何度も全身麻酔もしていたので、
11歳でも全身麻酔に耐えてくれるか?高度な手術を受けた方がいいのか??
何度も何度も悩みました。
悩みながらも薬を増やしたりしてもらいながら通院を続けていましたがあまり良くならず、
他県の専門の大学病院を調べていたある日の事……
ハァハァガァガァがひどくなり、あっという間にチアノーゼが出て呼吸困難になってしまいました。
病院でステロイド注射を打ってもらい、酸素室に入れてもらいましたが、
間に合わず挿管もしてもらえないまま、1時間ほどで苦しんで亡くなってしまいました。
すべて私の無知で勝手な判断のせいです。
まさかこんな事が起こるなんて、もっとこの怖い病気をしっかり調べるべきでした。
すぐに大学病院に連れて行き、本当に投薬だけでいいのか?
手術はできるのか?もっともっと他に出来る事はあったはず!!!
もう何もかも取り返しがつきませんでした。
いつもいつもそばに居てくれていたのに、
私はその小さな大切な命を守ってあげる事が出来ませんでした。
自責の念だけで毎日毎日謝って謝ってただ泣く事しかできません。
まだあの日のまま、時が止まったままです。
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