ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

猫ちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記  ~C様の場合~

ペット 死別体験記

奈良県にお住まいのC様よりお寄せいただいた
猫ちゃんとのお別れ体験記です。

もうすぐ19歳でした。

2003年9月にもらってきました。
プロ野球に興味はなかったのですが、
ちょうど阪神が優勝したときだったので、
トラッキーの名前をいただきました。

名前の通りやんちゃで、でも甘えん坊で、
ときどき勢い余って庭に脱走しても
自分でビックリして固まり、
すぐに確保されてしまうようなヘタレで。
茶トラの男の子の典型的なタイプ。

病気らしい病気もしなかったのが、
12歳くらいから歩き方がおかしくなりました。
原因を調べるには入院して精密検査と言われ、痛そうではないし、
こんなに病院嫌がってるのを入院なんて…と躊躇しているうちに、
14歳の年末についにトイレに行けなくなってしまい、介護生活が始まりました。

オムツをして、ただベッドの上で1日過ごし、
私が帰ってくるのを待つだけの毎日。
窓際に、庭の小鳥を見に行くこともできず。
やっぱりあのとき入院させたほうがよかったのか?
ごめんね。ごめんね。と、自責の介護生活でした。

それでも歩けないだけで、よく食べよく飲みよく出しよく甘え。
オムツ替えてごはん食べて、あれっまだなんか言ってる。
わかったじゃあ抱っこだね!が毎日のルーティーン。
オムツが漏れてビショビショになった日は、
綺麗にするのに20分くらい拭いていても、
文句言わずにずっと拭かせてくれる。
かしこいねぇ~いい子だねぇ~、
乾かしたら抱っこしようね!と言うと「ん」と返事。
このままずっといてくれる、
20歳なら余裕、と、わりと本気で思ってました。

それが、今年の1月から食欲がなくなることが増え、
そのたびに病院で点滴をうってもらうように。
以前はあんなに病院を嫌がって大騒ぎしていたのが、
騒ぐ元気もなくなり…
何度も、もうダメか?と思っては、
そのたびに頑張って食欲を回復してくれていましたが…

最期は、診察時間外に先生が送ってくださる車で、私の腕の中で。
帰宅したら、息を引き取っていました。

抱っこしてるときに逝けるように、
あの時間なら先生に送っていただけるのがわかってたんだね。
タクシーだったら抱っこできなかったもんね。
私が平日仕事を休みづらいのも知ってて、
ちゃんと土曜日の夜を選んで逝ったんだね。
やっばりトラッキーはかしこいねぇ~いい子だねぇ~。
姉たんはまだ逝かないでほしかったけど。

至らない飼い主にいっぱい甘えてくれて、
4年以上もオムツでいっぱい頑張ってくれて、ありがとう。
大好きだよ、トラッキー。

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