ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

大切なあの人に、寄り添いたい ~ペットを亡くした友人への接し方~

2023-08-29ペットロスの癒し方

身近な友人がペットを亡くした時、
「何かしてあげたいけれど
何をすればいいかわからない」
そう思われる方は少なくありません。
ディアペットのお店でも
よくそのようなご相談を伺います。

今回はディアペットスタッフとして、
そしてうちの子を亡くしたひとりの家族として、
ペットを亡くした友人への接し方について
お話させてください。

ペットを亡くした人の気持ち

”ペットは家族”

今では、当たり前のようにそう受け入れられるようになってまいりましたね。
時には子供のように、そして、時には兄弟姉妹のように家族として時間をともに過ごす、かけがえのない存在。
中には、ご自身とペットの関係を一言で言いあらわすことは難しいという方もいらっしゃるかもしれません。

筆者も昔に愛猫を亡くしましたが、無邪気に甘えてくる子供のようでもあり、一緒にバカなことをして笑いあう相棒でもあり、私の心が弱っている時にはすぐそばで言葉もなく寄り添ってくれる「本当は私よりずっと年上なんじゃない?」と思わせるような存在でした。

”ペット”という言葉であらわされてはいますが、ペットと暮らす多くの方にとってみれば人生の中で出会うかけがえのない宝物のようなものなのです。

今こちらをお読みくださっている方の中には命ある動物と暮らした経験がなく、ペットを亡くした時の気持ちを想像するのが難しい方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時には、ご自身にとってのかけがえのない宝物を思い浮かべてみてください。

時間も、労力も、心も向けて大切にしたい、そんなご自身にとっての特別な存在を。
そして思い浮かんだなら、想像してみてください。ペットを亡くした人というのは、そのような存在をなくされたということなのです。

もちろん、ペットを亡くした人によってその想いは異なるものではありますが、”かけがえのない宝物”を亡くしたという事実が変わることはありません。

では、そんな宝物を亡くした友人にどのように接すればいいのか、少しでもヒントとなるよう話を進めてまいりますね。

ペットロスの人は、何を望む?

「友人がペットを亡くし、何かしてあげたい」

そう思われた際、友人がなにを求めているのか、どうすれば力になれるのかを知りたいものですよね。
しかしながら、ペットを亡くした悲しみの中にいる方が周囲にいる人へなにを望むのか、それを一概に「こうだ」と説明することはとても難しいことです。
悲しむ時間をおひとりで過ごしたい方もいれば、ただただ誰かに話しを聞いて欲しいという方もいます。

ただ、もしもその方から大切なペットのお旅立ちについて報告の連絡があった場合は、その方にとってあなたは少なからず”うちの子の旅立ちを知らせたい相手”ということになります。

ペットの旅立ちを知らせる気持ちは様々ですが、理由のひとつとして”生前ペットと関わりがあったから”ということがあげられます。その場合は、旅立ちやそれに伴う悲しみを知って欲しいという考えの他に「生前、うちの子と仲良くしてくれてありがとう」「あの子のことを気にかけてくれて、嬉しかった」、そんな想いを周囲の方へ向ける方は少なくありません。

そうした知らせへのお返事としては、
「悲しい気持ちの中、知らせてくれてありがとう」
「こちらこそ、○○ちゃんと過ごした時間はとても楽しかったよ」
「わたしも悲しいし、寂しい」など、
友人と、その家族として生き抜いたペットへの素直な気持ちを言葉にするとよいかと思います。

また、ペットロスの悲しみにより普段通りに話したり、笑ったり、どこかへ出かけたりすることが難しいという方は沢山いらっしゃいます。だからこそ友人であるあなたに、”ペットロスにより一緒に楽しく過ごすことが難しい、今の自分の状態”を知っていて欲しい。そんな方もきっといらっしゃることでしょう。

悲しい気持ちは、簡単になくなるものではありません。
ペットロスにより、周囲に対して普段通りではいられないことを申し訳なく感じてしまう方もいらっしゃいます。

それでもいつか心が落ち着き、笑えるようになるまで

「大丈夫、待ってるよ」

ペットとの別れを経験した方へ向けてそんな風にお心を寄せてくださると、筆者はとても嬉しく思います。

ペットをなくした友人への寄り添い方

大切な存在を亡くした友人へ、何か言葉を贈りたくともどう言葉にしていいかわからない。
そんな方もいらっしゃることでしょう。

しかしながら、言葉で言い表すことは難しくとも、なにか言葉を贈りたいと思うほどにペットの旅立ちが友人にとって大きな物事だと認識してくださっている。
筆者は、そのことがとても嬉しいです。

中には、周囲から心ない言葉を受けてペットロスの悲しみを深めてしまう方もいらっしゃいます。

「たかがペットが死んだくらいで」
「また新しいペットを飼えばいい」

上記は、ご家族から伺った”言われて辛かった言葉”の一例です。

いずれも、ペットを家族そのものとして大切に思うご家族からしてみれば、その存在を軽んじられたように思える言葉です。

悲しい気持ちは簡単に癒えるものではありませんが、友人がペットを大切に思う気持ちと悲しみを否定せず、「大事な存在だからこそ、悲しいよね」とペットへ向ける想いを受け入れながら話すことで、友人もほっと、安心されるのではないでしょうか。

▽関連ブログ:ぜひ合わせてお読みください

筆者は愛猫を亡くした際、お世話になっていた動物病院からお花が届きました。
「〇〇ちゃんのご冥福をお祈りします」
そう記されたメッセージカードが添えられていて、涙が止まりませんでした。

自分以外の、家族以外のだれかが、うちの子に想いを寄せてくれること。

悲しみの中にいる家族にとって、そのあたたかさはとても励みになるものですよ。

お悔やみの贈り物をするなら何がいい?

お花

お悔やみの贈り物としてまず想い浮かぶのは、お花ではないでしょうか。
生花はもちろん、お世話をしなくともきれいなまま飾ることが出来るプリザーブドフラワーやソープフラワーなどもおすすめです。


お供え プリザーブドフラワー 虹の橋グラスローズ Mサイズ

お菓子

ペットロスにより、食欲がなくなってしまったというお声をよく伺います。
当店のスタッフにもそうしたペットロス経験者がいるのですが、お悔やみの贈り物としていただいた小さなお菓子はなんとか口にすることが出来たそう。
旅立ったペットのお供えものとして贈るのもおすすめですが、そうした優しいお気持ちをこめて選ぶのも素敵ですね。


ディアペット オリジナルクッキー

お線香・ロウソク

日々のペット供養に欠かせないものとしてお線香とロウソクがあげられますが、お悔やみの贈り物としてもおすすめいたします。
当店ではお線香とロウソクがセットになっているものがお悔やみの贈り物として人気です。


ディアペット 虹の橋ギフトセット 虹の橋くまちゃんミニ&虹の橋のたもと平箱(線香・ろうそく)&丸型クッキー&ポストカード

また、最近ではお菓子の香りのお線香や、ペットのフードやおやつの形のロウソクも販売されています。


【ラッピング付】ペット供養 ミルキー線香 & いちごみるく線香 セット


ペット ごはんキャンドル わんちゃん ねこちゃん

可愛らしいものや、少しクスッとしてしまうようなお品は、ペットという愛らしい存在によく似合います。
友人のお心も、きっと和ませてくれることでしょう。

まとめ

ペットを亡くした友人への接し方についてお話してまいりました。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
少しでもお力となれますように・・・