愛犬との死別体験記 ~つなよしさまの場合~
群馬県にお住まいのつなよし様よりお寄せいただいた
ロングコートチワワちゃんとの死別体験記です。
11月にトリミングに行ったら、トリマの人が首の左右にピンポン玉ぐらいのしこりがあるよと教えてくれました。
12月に病院に行ったら悪性リンパ腫と告知されました。
すごいショックで涙がでてきました。高い治療費になっても治してあげたい気持ちでいっぱいでした。3回にわたり抗がん剤を投与しました。頑張ってくれたおかげで、しこりが小さくなりました。辛い治療なのに、私たちには、辛い表情を見せませんでした。クリスマス、大晦日は一緒に過ごす事ができました。
1月1日、初詣から帰ってきて、ケージから出したら歩き方がおかしく、ふらつきながら部屋のすみの方に移動してしまいました。心配だったので、ベッドの上で一緒に寝ました。夜中に呼吸が荒くなり、動物病院に行きました。血糖値が低く、熱もあり、多臓器不全になっていました。最後は家でみとってあげたい思い、3日の日に連れて帰りました。毎日、水分、栄養入れる注射に通いました。
一時間ごとに体の向きをかえてあげたりしてました。
5日の日の昼間には、2回、ワンワンと鳴き、大きい目を開き仲間、一人一人みていました。今思うと、ムサシなりにお別れをしてたのかなと思います。5日の夜、私達が寝てから、一人で旅立っていってしまいました。ちゃんと看取ってあげられなくて、ごめんね。
16歳の誕生日、むかえようねってゆってたやさきに亡くなちゃうなんって。頭の中で覚悟してたけど、こんなに早くお別れがくると思いませんでした。辛さ悲しみさみしさから、私は帯状疱疹になってしまいました。いつまでも泣いていれば
ムサシが供養されないし、私の事を心配するから泣かないようにしてます。無事に新盆を終えることができました。むさし君、今までありがとう。ゆっくり休んでね。
【ディアペットより】
この度はお悔やみ申し上げます。
無事に新盆をお迎えになったとのこと、むさし君も我が家に帰宅されて、きっと楽しくお過ごしになったことと思います。
ママの笑顔はむさし君の幸せでもあるかと存じますが、どうかご無理はなさらず、少しずつ元気になってくださいませ。
【ペットロスの観点から】
むさし君もご家族さまも、闘病お疲れ様でした。死が近づいていることを認めることも、とても辛かったことと思います。命への理解と、むさし君への深い愛情を感じます。
むさし君は、皆さまにきちんと挨拶して、旅立ちの時を選んだのでしょうから、その瞬間に立ち会えなかったことは、家族として残念であっても、ぜひ尊重していただきたいなと思います。
そして悲しいときは無理をせず悲しみ、ゆっくりとご自身を癒していってくださいね。
※写真はイメージです