ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

アメリカ(フロリダ州)の保護犬・保護猫事情

2018-05-30海外のペット霊園・葬祭事情

アメリカ・フロリダ州、オーランド在住歴20年以上の日本人女性から話を伺いました。
彼女は3匹の犬を飼っていて、いずれの子も日本でいう保護犬です。

動物愛護や動物の権利については先進国ではありますが、
残念ながら捨て犬・捨て猫も多いのだとか。
アメリカでは「アダプションセンター」というところがあり、
そこから引き取る(アダプトする)のだそう。

ペットショップも存在しますが、
ペットショップでもいわゆる譲渡会を行っていたり、
ペット用品店の一角に「アダプションコーナー」が設けられていて、
いわゆる保護犬や保護猫たちが新しい飼い主を待っています。


▲PETCOという大きなペット用品店の一角にあるアダプションコーナー

ペットを飼っている人の話だと、
ペットショップで購入する場合と、アダプトする場合は半々くらいだそう。
血統種が欲しい人はペットショップで購入しますが、
そうでなければアダプトする人も多いのだとか。
アダプトも無料ではなく、それまでかかった飼育代などの請求があり、
だいたい1~5万円くらい支払うようです。

また、これは余談にはなりますが、
アメリカでは大型犬でも室内で飼うのが基本です
(裏庭があり、敷地内で自由に過ごしているなら別)。
家族だから自分たちと同じように室内で暮らすのが当然、と考えるそう。
ちなみに、首輪をつけていると虐待だと思うそうです。

日本とアメリカでは住宅事情も違いますし、
一概には言えない部分はありますが、
それだけ動物たちのことを大切に思っているということがわかりますね。