ニューヨークではペットも人も一緒のお墓は当たり前!?
動物を生活しているうえで、どうしても避けられないのが悲しい別れ。
死というものは飼い主として引き受けなければならない出来事の一つです。
その後、どんな風に弔いたいと考えていますか?
お骨はしばらく自宅に置くとしても、自分自身もいつかはこの世を去ります。
そう考えると、
人も動物も同じお墓に入れたらいいのに・・・。
と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、ニューヨークでは、人とペットが一緒に眠ることが認められていることをご存知ですか?
2016年9月、Andrew M. Cuomo ニューヨーク州知事が、ペットと飼い主の共同埋葬を許可する条例に署名したのです。
この条例には、人も動物も自然死であることや、ペットは火葬することなどが定められており、霊園の許可が必要である等々の制約はあります。
それでも、これまで条例違反とされていたことが、州として正式に認められたということは、非常に意味のある大きな出来事であると言えるでしょう。
日本でも、少しずつ人とペットが一緒に眠れるお墓も増えてきていますが、広く認められているとは言いにくいのが現状です。
ペットを飼ったことがない、動物が苦手な人がいるのもわかりますし、ペットと人が一緒に眠ることに抵抗がある人もいるでしょう。
それでも、人もペットも同じ命であり、家族であり、死後であっても一緒にいたいと願う気持ちがあることを、少しでもわかってもらえる日がくればいいな・・・と思います。