ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

猫ちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記  ~かなかつぜついき様の場合~

ペット 死別体験記

山梨県にお住まいのかなかつぜついき様よりお寄せいただいた
猫ちゃんとの死別体験記です。

子猫が天へ帰りました

友人からの紹介でもらった一匹の野良ねこでした。
まだ産まれたばかりで2ヶ月くらいでした。
家に来て3日間ぐらい様子を見ていると、
尿は出るのですが、便が出ない、と心配になり連れていきました。
何が原因かを検査してもらうと、お尻の穴に繋がっている腸が癒着してしまってるという事。
病院の先生に少しでも癒着を促す為に処置をしてもらい一安心。
病院で3日間ぐらい入院させてもらいました。
退院の1日前には、病院のトイレで便が出た!と報告を受けたのでそこでも安心しました。
夜に退院して家に帰って来ると、「ご飯頂戴」と言うように飛びかかっていました。
しかし次の朝、体調が悪いのか動きにキレがなく、ぐったりして寝ていました。
どうしたんだろうと思っていると急にケッケッと言い嘔吐をしてしまいました。
時々猫にはある事ですが、吐いた物の色がおかしいのと、その物からは便の臭いもしました。
これは危険だろうと思い、病院に電話してすぐ連れて行きました。
身体が衰弱しているので点滴をしてもらい、その日には退院させてもらいました。
点滴をしたからなのか、とても元気になりました。
しかし、また異変が起きました。
2日後にまた同じ嘔吐をしたのです。
量は前の日よりは少ない量でした。
大きな異変は無く大丈夫だと思いました。
次の日にまた病院に連れていってあげると、
再入院になり、またお尻の穴が癒着して来ていたみたいです。
もう一度前と同じような処置をしてもらいましたが、夜電話が掛かって来て、
これ以上処理をするのは危険だと言う事を言われ、物凄く考えました。
生かしてやりたい気持ちは物凄くありました。
でも、小さい猫の身体には手術にも相当なリスクがあり、
一生便を垂れ流して生きていき、一生病院通いで
これからも痛い思いをさせる事がこの子にとって幸せなのかと疑問に思いました。
そした出した結果がこのまま天に返してあげようと決断しました。
「麻酔が効いている今のまま楽にしてあげてください」と先生に言いました。
もらった時からあまり長く生きられないかもしれないと言われていましたが、
こんなにもお別れが早く辛い決断でした。
家に箱に入れられて帰って来た時は涙しか出ませんでした。
もっと色んな事してあげられたかもと思うと後悔しかありません。
でも、心に誓いました。
この子の分まで自分が全力で生きてやると。
猫も人間も動物。
生きたいけど生きれなかったこの子に対して
自分は本気で人生に向かって行こうと思いました。

さようなら 天国でゆっくり休んでね

 

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