ペットの供養祭とは?何をするの?
ペットが亡くなり、火葬も終え、少し落ち着いたころ・・・
何かしてあげたいという気持ちから、供養を考える方も多いでしょう。
毎日のご供養としては、ご自宅でペット仏壇やペット仏具、
位牌などを用意して手を合わせるのがいいでしょう。
月命日や命日、四十九日や一周忌などの節目や、
「きちんと供養したい」という思いが強い場合には、
ペットの供養祭に参加するのもおすすめです。
ペット供養祭ってどこでやっているの?
ペットの火葬・葬儀を行っているお寺や、ペット霊園で開催されています。
多くの場合、そこで火葬などのサービスを受けた方を対象に開催しているようです。
火葬した施設がある場合には、供養祭を行っているか尋ねてみても良いでしょう。
移動火葬車で火葬した場合には施設がないことがほとんどですから、
もしかすると供養祭を開催している会社さんはあまりないかもしれません。
その場合には、どちらで火葬された方でも供養祭に参加していただける
ディアペット東京本店での供養や、近くのお寺などにお願いするのも良いですね。
ペット供養祭って何をするの?
ここでは、ディアペット東京本店で行われている供養祭を例に説明します。
「月例法要」と呼ばれる毎月開催される供養祭では、
住職がお経を唱え、お空の子たちの冥福を祈ってくださいます。
ご家族によって目的が異なり、一周忌、三回忌、四十九日、追善供養など、
さまざまな方がいらっしゃいますが、合同で行われます。
参列者からの焼香が行われ、法要の後にはペット供養にまつわる法話を頂きます。
「開眼供養祭」では、お位牌に魂入れをする儀式を行います。
住職が1柱ずつお位牌を手に取り、香に薫じ、魂入れをします。
これによりお位牌は開眼(かいげん)され、魂の拠り所となります。
その他、「お盆供養祭」「彼岸供養祭」「大供養祭」など、
季節や節目に合わせて特別な供養祭が開催されることもありますが、
基本的には住職の読経と法話が中心となります。
供養祭は、お空の子に想いを馳せ、祈り、
心穏やかに過ごしていただく時間になるでしょう。
ペットの供養祭には参加したほうがいいの?
したほうがいいかどうかと問われれば、
「したほうがいい」という答えになりますが、
供養に大切なのは気持ちです。
よくわからないけれど「したほうがいいといわれたから参加した」のと、
「あの子に想いを伝えたい」と強い気持ちをもって参加するのでは、
同じ供養祭でも意味合いが異なるのではないでしょうか。
「きちんと供養できた」と思うことで、
ペットロスが癒された、という方もいらっしゃいます。
わたしたちの心を落ち着けてくれることはもちろん、
ご住職の読経とおりんの音色に乗って、
お空まで思いを届けてくれることでしょう。