ヨークシャーテリアちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記 ～ミントとエルのねね様の場合～
埼玉県にお住まいのミントとエルのねね様よりお寄せいただいた
ヨークシャーテリアちゃんとのお別れ体験記です。
今年の4月。エルは12才で虹の橋に旅立ちました。
12年前、たまたま立ち寄ったペットショップでエルと出逢いました。
先に女の子のヨーキー、ミントを迎え入れていたので、
ミントと仲良くしてくれたら良いなぁと思い迎え入れました。
エルは本当に大人しく賢い子で、先住犬のミントの事を常に慕っていました。
そんな2匹はいつの間にか仲良くなり、2匹の間に4匹の子どもも生まれ、
エルは子どものお世話も完璧なイクメンパパになりました。
大きな病気をする事もなく、お外や散歩が大好きなエル。
ちょっとワンちゃんとコミュニケーションが取るのが下手くそで、
嬉しすぎて吠えてしまって誤解されてしまうエル。
ミントが大好きなエル。
賢くビビリな、ちょっと舌が出てるのがチャームポイントなエル。
とてもとても可愛い我が家の唯一の男子でした。
昨年の11月に奥さんのミントが虹の橋に旅立ってしまい、
そこからは少し元気が無くなった様に思っていました。
ご飯を元々そんなにガツガツ食べる子ではなかったものの、
ミントが旅立ってからもご飯はしっかり食べていたので、
やはりミントが旅立って寂しいのかなぁ…と思いながらも
ご飯も食べて散歩もしているし、見守ろうと思っていましたが…
もっと早く異変に気付くべきでした。
ご飯を食べているのに、体重がみるみる減っていきました。
元々スケーリングで病院に行く予定だった日を前倒しにし、
体調がおかしいという事で検査をしてもらいました。
すると、体の中のどこかで炎症が起きているとの結果が出て即入院になりました。
その日からエルは一切食事を摂らなくなってしまい、
暫くし鼻から管を通して直接水や食事を摂取することになりました。
私たち家族は、時間が許す限りエルの面会に足を運びました。
ですが、日に日にエルが弱っていくのが目に見えて分かりました。
私は獣医さんに連れて帰り看る事は出来ないか聞きましたが、
それは叶わず、面会で逢う日々が続きました。
必ず元気に家に帰って来てくれる。
そう信じ面会に通っていましたが、それは叶いませんでした。
4月8日。朝早くに病院から電話がありました。
エルは1人虹の橋に旅立ちました。
悔やんでも悔やみきれません。
何故あの時獣医さんに反対されてでも連れて帰らなかったのか。
もっと早くエルの異変に気付いていれば。
ご飯を食べているからといって安心せず、
体重が減ってきていた時点で病院に連れて行って検査を受けていれば。
後悔は尽きることがありません。
何よりもたった1人で旅立たせてしまった事が申し訳ないです。
最期の日の前々日に面会に行っていました。
その時に、今まで反応がなかったエルが首を持ち上げ目をキラキラさせ、
元気になってきている様に見えたので、安心してしまい、
また明後日来るね。と言って病院を後にしていました。
次の日も面会に行っていれば。
目をキラキラさせたのは、きっと帰れると思ったからなんだよね…
気付いてあげられなくて、ごめんね…
本当にごめんなさい…
いっぱいいっぱい、ごめんなさいを言ってもキリがないです。
エル、いつも可愛い仕草で癒しを与えてくれて、ありがとう。
私たち家族は君に何をしてあげられただろう。
沢山のものを貰ってばかりだったね。
本当にありがとう。いっぱいいっぱい、ありがとう。
そして、沢山のごめんなさい。
エルの事が整理をつけられず、半年以上が経ちます。
まだ立ち直れそうにないです。
でも、きっとエルは大好きなミントの側に居るんだよね…
いつまでも泣いていたら、ミントが居る虹の橋には行けないよね。
いつまでも泣いていたら、雨降り地区から出られないよね…
悲しいけれど、ミントの側に送り出してあげたい。
それが、私たち家族が出来る、エルへの最後の贈り物です。
暖かく、ご飯も沢山食べられて、いっぱい遊べる虹の橋にミントと一緒に居て下さい。
こんな悲しく、後悔の多い事は書きたくなかったけど…
ミントと共に一緒にいることを願い。
大好きだよ。エル。いつまでもエルのことは忘れないよ。
ミントと一緒に虹の橋で元気に遊んでいてね。
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