ペットロスから5年。わたしがいま思うこと。
ペットロスの悲しみ、向き合い方は
ご家族さまの数だけあります。
今日は私、ディアペット大阪店・荒木の経験談をお話しさせてください。
うちの子をお空へ見送ってから、
あの子はどこにいるんだろう?と
考えることがありました。
見送って姿形も見えなくなり、
はじめは思い出の中にばかり
あの子を探していました。
フォトフレームの中のあの子
スマートフォンの中のあの子。
過去の中に探す度に、
もう会えないことを痛感し
寂しくて仕方がなかったです。
悲しいだけ悲しみ、泣きたいだけ泣いて
これ以上の悲しみなんてないと思うような
悲しみの底までいったからでしょうか。
やっと、こう思えるようになりました。
“虹の橋のたもとでまた会えるなら、
それは過去じゃなくて
未来にあの子がいるってことだ”
あの子がいなくなったからこその悲しみから
心を引き上げてくれたのも、結局あの子でした。
あの子が待ってるなら、生きなきゃ。
顔を上げて見た未来のずっとずっと先で
あの子はきっと待ってくれている。
FIPという病で旅立った、愛猫はっぴー。
食べるのが大好きでむちむちボディだったのに、
闘病中食べれなくなって痩せてしまい
お水も飲めなくなっていきました。
それでも、名前を呼べばこちらへ来てくれたはっぴー。
最後は私の隣で旅立っていきました。
今は虹の橋のたもとで、
きっとあの頃のむちむちボディで
私を待ってくれていると思います。
私の名札の中にも、はっぴーがいます。
こんな風にお空でのんびりしてて欲しいなぁ☁️
大事な子をなくすと、
なくしたものばかりが目についてしまいます。
それが寂しくて、悲しくてたまらなくて。
けれど、本当になくしたものばかりでしょうか?
姿形がなくても、大事な子がくれるものは
過去だけじゃなくて現在や未来にもあるはず。
あの子がいたからこそいま手の中にあるもの、
そしてこれから出会えるものがきっとあります。
悲しみの中で未来に目を向けることは難しいことです。
それでも、いつかの未来でもし笑えたなら
たくさん悲しんでたくさん泣いた分だけ、
とびきりの笑顔をお空にいるあの子へ見せてあげてくださいね。