ペット供養Q&A 『 ライフスタイル に合った ペット仏具 の選び方って? 』 ーポイントは、線香の焚き方とロウソク立てー
ネットで「ペット仏具」と検索すると、
本当に沢山の可愛いペット仏具を見つけることが出来ます。
お空へうちの子を見送った一人の家族として
とても嬉しく思っているのですが・・・
ペット仏具が多く販売されるようになったからこそ、
「ペット仏具ってどう選べばいいの?」
そんなお悩みを持つ方がとても増えたように感じています。
ここでは、ディアペットで販売スタッフをしている筆者が
当店でご用意している仏具を中心に、
ペット仏具の選び方についてお話してまいります。
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ペット仏具、まずはどこを見ればいい?
ペット仏具には色んな種類のものがあります。
デザイン、サイズ、使用感・・・
どこを見て選べばいいのか悩ましいですよね。
ペット仏具を選ぶ場合、私はまず線香の焚き方と
ロウソク立ての仕様についてお話しています。
この二つの共通点は、火の気があること。
その取扱いは人によって、
「普段はあまり長い間火の気を見ておけない」
「しっかりと時間を取って手を合わせたい」
このように違いがあるものです。
線香の焚き方とロウソク立ての仕様について知っていれば、
ご自身にぴったりのペット仏具を
選びやすいのではないかと筆者は考えています。
線香の焚き方はどれが最適?
線香を焚く仏具は、主に香炉・香立て・横型香皿の3種類。
それぞれ、線香の焚き方やお手入れ方法、
焚くことの出来る線香の長さが異なります。
線香を出来るだけ長く焚きたかったり、
お手入れが楽な方がよかったり、
おうちにちいさなお子さまがいたり・・・
人によりライフスタイルが異なるからこそ、
ご自身にピッタリの線香の焚き方があるはずです。
▼線香の意味はこちらでお話しています。
香炉
線香を焚くと聞いて、一番思い浮かべる方が多いのはこちらの香炉ではないでしょうか。
香炉は、香炉灰やガラスチップなどに線香を立てて焚きます。
そのため、焚く線香の長さは比較的自由にお選びいただけます。
立てて線香を焚くことから、
線香が燃焼したことにより発生する灰が
香炉の外にこぼれてしまうことが無いとは言い切れないため、
長めの線香を焚かれる場合は直径の広い香炉が安心です。
香炉灰のお手入れ方法
香炉灰に埋まっている線香の根元は、どうしても燃え残ってしまいます。
これは、香炉灰が線香を冷やし、火の気を消してしまうからなんです。
この燃え残りは割りばしやピンセットで取り除く必要があります。
燃え残りの発生しづらい香炉灰「ひつじ雲」はこちら
↑「燃え残りを取るのが大変!」という方におすすめの香炉灰です。
筆者も使用していますが、本当に便利です。
香立て
ペット仏具の中でも可愛いデザインのものが多い香立て。
例えばこちらのウサギさんの香立て、とっても可愛くないですか?
香立ては、一つにつき一本の線香を立てることが出来ます。
もしも複数本の線香を焚きたい場合は、その数だけ香立てが必要となります。
香立ての中に埋まっている部分は、
やはり冷えて燃え残ってしまうので、
取り除いてあげてくださいね。
また、長めの線香を焚く場合は
香炉と同様に大きめの受け皿だと安心です。
横型香皿
一見どのように線香を焚くのか不思議な横型香皿。
こちらは、線香を中に寝かせて焚くことが出来ます。
寝かせて焚けるからこそ、線香が倒れる心配がない便利な仏具です。
香炉や香立てと比べて香皿は幅が決まっているので、
それにおさまる長さの線香を選ぶ必要があります。
▼例えばディアペットのこちらの香皿だと、この通り。
線香は13cm~14cmの長さの線香が一般的なので、
それを半分に折るとちょうどよい長さに出来ます。
また、中におさまる長さのミニ寸線香を選ぶのもおすすめです。
横型香皿のお手入れ
線香を焚くと燃焼した線香の分だけ灰が残るので、
溜まったら破棄をしましょう。
また、蓋を締めて線香を焚くと、蓋の内側に茶色いヤニが付きます。
そのような場合は水拭きをするか、
なかなか取れないようなら水洗いをして綺麗にしましょう。
中に敷いているカーボンフェルトが薄くなってきたら
陶器の冷たさが原因で線香が燃焼し辛くなってしまいます。
定期的に交換してお使いくださいね。
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