ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ミニチュアダックスちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記  ~J.Kさまの場合~

ペット 死別体験記

広島県にお住まいのJ.K様よりお寄せいただいた
ミニチュアダックスちゃんとの死別体験記です。

我が家の3番目の娘のような存在で、いることが当たり前の14年間。

はっきりとした原因もわからないままに寝たきりになり、おしっこを替え体の向きを替え身体を洗い…夜中になると吠え大変な一ヶ月でした。
亡くなる数時間前舌をだらんとさせ息を荒くしながら私を見つめていました。
よく頑張ったね、もう頑張らなくても大丈夫だよと頭をなでこのまま一緒に眠って看取るつもりでいた。
けれど吠え出して元気になったと思いその場を離れてしまった。
そして朝亡くなっていました。
何故朝まで一緒に居てやらなかったのか、眠ければ仕事なんか休めば良かったのに、ひどい飼い主です。

幸せばかりもらってあの子になんのお返しもできてないまま
そんな思いで葬儀を終え2ヶ月

なんとなく自分らしさを忘れているような毎日
ペットロスという自覚もありませんでしたが、夢にあの子が出てきてから悲しみが癒えていない自分に気付きました。

楽しい思い出を思い出しても結局後悔の念に潰されます

※写真はイメージです

【ディアペットより】

この度はお悔やみ申し上げます。
お子さまがどれだけの存在かと思うと、旅立たれたお辛い気持ち、ご心痛をお察し申し上げます。
生前のお子さまのことを知らない中でこのように申し上げるのは失礼もあるかとは充分承知しておりますが、お子さまが幸せをくれた分、J.Kさまもお子さまに同じだけの愛情を注いでおられたことと存じます。だからこそ別れが辛く、悲しく、後悔が残るものなのだと思います。
悲しみは簡単に癒えるものではございませんが、お子さまが好きだったJ.Kさまのお姿でいらっしゃることが、一番の供養であるかと存じます。どうかご無理はなさらずにお過ごしください。
お子さまがお空で安らかに過ごされますことを祈っております。

【ペットロスの観点から】

楽しい思い出を思い出しても、後悔の念に潰される、そういうこともあります。
とても良い子で、かわいくて、愛おしいからこそ、その輝きを思い出しては、あの時ああしてあげれば・・・と思うのは当然のことです。
後悔する自分を責める必要もありません。

14才という年齢ですと、人間と同様、老衰もあるかと思います。今まで吠えなかった子が夜中に吠えたり、寝たきりになることがあります。
元気だったころとは違うお子さまを看るのは、飼い主として大切なことではありますが、同時に辛いこともあると思います。J.K様は、そのお役目を十分に果たしました。朝、亡くなっていたからといって、これまでお世話していたことや、楽しい時間を過ごしたことが、ゼロになってしまうものではないのです。
お子さまは一人で旅立つことを選んだのですから、それでいいのです。

グリーフケアの第一歩は、現実を見つめ、悲しみも後悔も、しっかり感じることです。この時に大切なのは、悲しみも後悔も、悪いものではない、ということです。そういう気持ちであることを感じるだけで、その気持ちにマイナスのラベルを貼らなくて良いのです。
その後悔の念すら抱きしめ、お子さまとご自身を大切になさってくださいね。