ハムスターちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記 ~Y.U.様の場合~
大阪府にお住まいのY.U.様よりお寄せいただいた
ハムスターちゃんとの死別体験記です。
お迎えが来る2ヶ月前から体調をくずし、2ヶ月間ずっと週1の闘病生活を頑張りました。「熱中症かもしれない」から始まり、「細菌性のウイルスの可能性」と言われ、抗生物質を何度も変えながら、それでも病気の原因を最後まで突止めてあげられなかったことに、とても腹立たしく、虚しく、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。人間で言うところの80歳ぐらいでした。
それでも頑張ってくれたこと、ごはんが食べられなくなって、シリンジで無理やり喉の奥に流し込まなくてはいけなかった時も、噛まずに一生懸命看病を受け入れてくれ、本当に頑張ってくれたと、感謝と胸が締め付けられる思いでいっぱいでした。臆病な子なので、噛みつきたくてたまらなかったでしょうが、必死で治そうとする私達の事を分かっているのか、先生の手には歯をむき出して威嚇していたけど、私達の手には1度たりとも敵意を向けなかったこの子の優しさ、賢さに涙が出ました。
心臓の負担を軽減するお薬に変えたところで、力尽き、8/13のお盆に亡くなりました。最後は私の手の中で、静かに眠るように息を引き取りました。
悲しく、寂しかったけれど、2ヶ月間の苦しみからやっと開放してあげられたと思うと、安堵と喜びも入り混じり、複雑な気持ちです。
でもそれよりも大きいのは、一緒に幸せな時間を過ごしてくれたことへの感謝の気持ちです。すこし病気が治りかけた時にたくさん私達に寄ってきてくれ、うにさん自身が喜んでいる事、恩を感じてくれている事が伝わったことが、何より幸せでした。
ハムスターは脳みそが小さいから懐かないなんて言われますが、決してそんな事はない。ちゃんとお世話して、毎日声をかけて、辛いときはできることを全てやってあげれば、必ずその子に伝わります。
辛い思いをされている方がいれば、諦めずに頑張ってほしい。思いが天に届かなくても、最後までやりきってあげれば、その事が前向きな思い出として残ります。
私のうにさんには、感謝と愛情をもってお別れをしました。こちらのお店の可愛いご位牌を毎日見ながら、心安らぐ日々を送りたいと思います。
うにさん、ありがとう。
ディアペットさん、ありがとう。
■皆さまのエピソードをお聞かせください■
投稿は【こちら】から