チワワちゃんが虹の橋を渡りました 死別体験記 ~KSさまの場合~
広島県にお住まいのKS様よりお寄せいただいた
チワワちゃんとの死別体験記です。
老衰でしょうが、最期は苦しいものでした。 見ているこちらが苦しくなるほど、今からでも病院に駆け込んだ方がいいのでは、自宅で看取る選択は間違いだったのでは、そう思いました。
最期の1日は、呼吸をするだけで精一杯で苦しいのに、ふらふらと歩き回り、水を飲みに行き、体を支えてお皿を口につけると、呼吸で精一杯で飲めないのに飲もうとしました。
どうしてこんなに生きようとするの、こんなに苦しいのに… 今までは、つらいね、えらいね、頑張ってくれてありがとうね、と声をかけていました。褒められるのが大好きでしたから。
でも、愛犬に、もう私は大丈夫だから心配しないで、もう頑張らなくていいよ。 そう言った途端、目を見開き呼吸が浅くなり、必死に私に身を寄せて来ました。
抱きしめると、呼吸が止まり、体がぎゅーっとのびて亡くなりました。
こんな小さな体でなんで苦しいのを耐えて生きようとしてたのか。私のことを1人にするのが心配だったからなんだと最期の最期に気付きました。
バカな飼い主でしたが、大丈夫、って約束したんだから、頑張らないといけないと思います。
また会える日に胸を張れるように。