ペットが亡くなった時 火葬はいつする?ベストタイミングは?
ペットが亡くなってしまった・・・。
そんなとき、ペットの火葬をしなくてはと、
ネットなどで調べる方が多いかと思います。
ペットの死後
いつ火葬をしたらいいのか
そのタイミングについて考えてみましょう。
ペットの死後、遺体はどうなるの?
ペットが亡くなると、少しずつ冷たくなり、硬直していきます。
内臓は少しずつ腐敗が進んでいき、ガスが充満することで、
鼻や口、肛門などから体液や血が出てきます。
残念なことに、生前のような輝きは失われていきます。
棺に納め、タオルやブランケットを敷き、
ご遺体をそっと安置します。
お腹や首元に保冷剤を当てて、少しでも腐敗を防ぎましょう。
できる限り涼しい場所に安置することも大切です。
火葬は死後、いつまでにしたらいい?
季節や安置方法により一概には言えませんが、
暑い時期はどんなに長くても3日、寒い時期でも5日以内には火葬してあげましょう。
お姿をとどめておきたい気持ちはとてもよくわかりますが、
形あるものは永遠ではいられません。
どうしても腐敗が進んでしまい、うちの子らしさを保つことができず、
それもまた心が痛みます。
自然に還してあげることもまた、飼い主としての務めです。
では、いつ火葬するのがベスト?
人の場合でも、死後一晩は火葬をしません。
これは蘇生の可能性があるためです。
ペットの場合も同様で、亡くなってしまってすぐに火葬の予約をされる方もいらっしゃいますが、
それは避けておいた方が良いでしょう。
亡くなって一晩はゆっくり、お家で過ごします。
その間に、たくさん体を撫でたり、毛を切って取っておいたり、
足あとスタンプを残したり・・・
感謝の気持ちとねぎらいをこめてキレイにしてあげて、思い出も残して、
翌日以降に火葬をしましょう。
腐敗の問題がありますので、死後翌日~2日、3日のうちに火葬をするのがベストです。
最後に
分かっていても、火葬をするのは辛いものです。
あの姿をもう二度と見ることはできない、触れることはできないのだと思うと
二の足を踏んでしまう方も多いことと思います。
お気持ちは十分わかります。
ですが、たくさんの愛と思い出をくれたことを思い出し、
生前のお姿に目を向けてみてください。
目の前の動かないわが子は、もうこの世でのお役目を終えたのです。
お疲れ様の気持ちも込めて、そっとお空にお見送りしましょう。
姿かたちはなくても、あなたとあの子のきずなは、決して消えませんよ。