回忌法要とは 回忌法要の意味とペット供養
ペットが亡くなり、火葬を済ませ、心にぽっかり開いた穴・・・
あの子のために何かしたい、供養してあげたい。
だけど、供養というと何だか難しくて、回忌法要もなんのことだかわからない・・・
そんな方も多いのではないでしょうか。
ここでは簡単に、回忌法要についてお話いたします。
回忌法要とは
回忌法要(かいきほうよう)というのは、祥月命日に行う法要のことです。
祥月命日(しょうつきめいにち)というのは亡くなった月のこと。
たとえば2021年3月3日に旅立ってしまったとしたら、
3月3日は命日、3月が祥月命日となります。
回忌ではなく年忌(ねんき)と言われることもあります。
つまり、亡くなった月が来たら供養をする、ということ。
旅立ちの後、四十九日を経て、仏様となった後、
百ヶ日や一周忌から始まり、三十三回忌(地域によっては五十回忌)まで行います。
そもそも法要はなんのためにあるの?
法要のもともとの意味は、仏の教えを知るためだといわれています。
仏様の教えに触れることで、悲しみの中にいる遺された人たちの心を癒し、
よりよい人生を歩めるようになります。
また、家族が集まる日にもなりますので、家族の絆を再確認するためにも
大切であると考えられています。
法要は何をするの?
法要では遺族(ペットちゃんの場合は一緒に過ごした家族が中心となりますが、
お友達、お世話になった人を誘っても良いでしょう)が集まり、
お坊さんを呼んで読経していただきます。
場所はご自宅で行うこともありますが、なかなか難しい方がほとんどだと思います。
お寺に出向くか、ディアペットの供養祭などで供養なさるとよろしいかと思います。
法要はしたほうがいいの?
亡くなったペットをきちんと弔いたい、供養したいという思いがおありでしたら、
法要をしたほうがいいと考えられます。
ここでは主な回忌の意味などを説明しますね。
四十九日:閻魔大王の裁きの結論が出て、天国に行ける日
人の場合はこの日に本位牌に魂入れをし、納骨をします。
ペットの場合も、この日までに位牌を作り魂入れをします。
百か日:旅立ちから3か月が経ち、区切りをつける日(諸説あります)
人の場合は略されることが多い回忌法要ではあります。
(四十九日法要で一緒にすることが多い)
ペットの場合も同様ですが、出来ればお経をあげていただくのが望ましいでしょう。
一周忌:満1年。
精進の道へ導くための法要と言われています。
三回忌:満2年。
2年で「三回」忌となります。これは、お葬式=1回忌、一周忌=2回忌となるため、
2年目で3回目の回忌法要となるためです。
お空のペットちゃんが安らかであることを願い、以降供養していきます。
回忌法要のまとめ
お空で困ることがないよう、そして感謝の気持ちを伝えるために行うのが
供養の目的です。
回忌法要を行うことで、わたしたちの心も少しずつ落ち着きますし、
法要中に涙することはあっても、
悲しみの涙からあたたかい涙に変わっていくことが実感できるでしょう。
もしどこで法要をあげたらいいかわからない、あげるところがない、という方は
ディアペットの合同供養祭でも供養することができます。
動物大好きで動物供養で有名な横田住職がお経をあげてくださいますよ。