ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上のペット供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、
ペットの火葬や葬儀、ペット供養、ペットロスなど、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

ペット仏壇・仏具の専門店として、2008年の創業以来、累計15万人以上の供養のお手伝いをしてきた「ディアペット」が、火葬や葬儀、供養の仕方など、ペットの旅立ちにまつわることを、専門店ならではの視点でお伝えします。

トイプードルちゃんが虹の橋を渡りました お別れ体験記  ~R.T様の場合~

ペット 死別体験記

千葉県にお住まいのR.T様よりお寄せいただいた
トイプードルちゃんとのお別れ体験記です。

昨日、朝11:00に愛犬のルビーが虹の橋を渡りました。
16歳5ヶ月でした。
今もルビーの亡骸と一緒です。

1週間程前から食欲がなく、寝ている事が多くなりました。
お散歩に行っても歩かず、今まで食べていたフードも食べなくなりました。
ウェットフードに切り替えて、好きそうな味のものを与えましたが、
少し食べてくれる程度で、満足には食べてくれませんでした。

もともとシニア犬になってから、1ヶ月に1回定期検診に病院に連れて行っていました。
ちょうど病院で診察の日だったため、軽い気持ちで、
「少し食欲がなくて、元気もないんですが、高齢だからですかねぇ。」とお医者様に伝え、
血液検査をしたところ、腎不全を患っていました。
そのまま即入院となり、静脈点滴で治療をしてもらう事になりました。
お医者様から『退院しても、ご自宅で皮下点滴をやってもらう事になります。
それでも1年や2年と長い間一緒にいられるわけではありません。」と言われたものの、
一度は元気になって帰ってくると信じていました。

しかしながら3日たっても状態は良くならず、膵炎も併発してしまいました。
お医者様から、「膵臓の炎症がひけば、ひょっとしたら腎不全の治療の効果が出てくるかもしれません。
このまま入院を延長しますか?それともお家に連れて帰りますか?」と聞かれ、
無理矢理延命をしてもルビーを苦しめるだけかなぁ?とも思ったのですが、
どうしても諦めきれず、入院を継続して貰いました。

入院6日目の朝、お医者からお電話を頂き、
「心肺停止です!今心肺蘇生をしています。すぐに来て下さい!」と言われ、病院に向かいました。
車を運転しながら私は、『まだ生きていて!ママは、覚悟ができないの。
無理だよ!無理だよ!ルビーが死んじゃうなんて無理!』と大泣きしながら、何度も叫び運転をしていました。

病院に着くとルビーは処置台の上に寝かされ、全身にたくさんの機械を取り付けられていました。
お医者様からは、「奇跡です!今は落ち着いています。お母さんを待っていたんだと思います。
自発呼吸もしっかり出来ており、酸素濃度も96%あります。連れて帰るなら今です。
そうでなければ、病院で亡くなる可能性が高いです。」と言われ、最期は家で看取ってあげたかったので、
病院の送迎で送って頂き、ルビーを抱っこして家へ戻りました。

家に着いて、1時間ぐらい私はルビーを抱っこして、身体や頭を撫でてあげていました。

入院中、面会に行っても、目がうつろで私のこともわかってないんだろうなぁ。
と悲しく思っていたのですが、ルビーが亡くなる直前、
ルビーは私の顔をじっとみつめ、目をしっかり開いていました。
私は「ルビー、今ママのことわかるね。ちゃんとわかってるね。
ママ、ルビーがママと一緒にいる事わかってるって感じてるよ。大好きだよ。」と伝えました。
みつめあってほんの10秒ぐらいでしょうか?
ルビーが顔を下ろしたので、「ずっと上を向いていたらつかれちゃうね。ありがとう。」
と話しかけていた時、ルビーは息を引き取っていました。

ルビーは、私が独身の時から飼っている、初めての子でした。
結婚して、主人の海外赴任先へも一緒に行きました。
娘が産まれ、娘にもたくさんの事を教えてくれました。
楽しい時も、辛い時もいつもルビーが側で私を癒してくれました。
とても優しく、賢い子でした。

今は悲しくて、悲しくてどうしようもなく、涙がとまりませが、
皆様の体験記を読ませて頂き、そしてこの場をお借りして、
自分の気持ちを書く事で少しずつ受け入れ、心の整理をしていこうと思っています。
ありがとうございました。

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